豊かな余暇時間を。
ボードゲームの世界
中高生の間はテレビゲームに夢中だったのに、大学生の後半からテレビゲームの世界からフェードアウト。スマホゲームにも興味がない私が大人になって夢中になったのがカードやサイコロで遊ぶボードゲームだったんです。
ボードゲーム。イメージとしては人生ゲームやモノポリーみたいなゲームです。テレビゲームも楽しいんですけど、実際にその場に居合わせてワイワイやりながら遊べるのがこのボードゲームの楽しさなのかもしれません。
ただボードゲームってどんなものが面白いんだろう?親戚の子供達と遊べるかな?とかいろいろ不安もあるのがこのボードゲーム特有のハードルの高さだったりします。そこで今回は私がおすすめするボードゲームを紹介していきます!また小さい子供と遊べるかどうかも合わせて紹介していきますので「ボードゲームに興味があるけれどどれがいいのかわからない!」って人の参考になるかと思います。
1.ナンジャモンジャ
- 対象年齢:小学生~
- 必要人数:2人~
- 戦略性:☆☆☆☆☆
- 運要素:★☆☆☆☆
あだ名を付けてすばやく呼ぶゲーム。ルールは簡単なので理解できるので小さいお子さんと遊べるゲーム。色んな人がキャラクターに好き勝手にあだ名を付けていくのでそれを覚えていく記憶力とキャラクターの名前を思い出す瞬発力が試されるゲームです。
小学生に上がる前の子供から大人まで全力で笑いあえるシンプルなゲームですのでボードゲーム初心者や小さなお子さんがいるときのパーティーゲームに向いています。別バージョンもあるので飽きずに長く遊ぶことが出来ますよ。
2.キャプテン・リノ
- 対象年齢:小学生~
- 必要人数:2人~
- 戦略性:★☆☆☆☆
- 運要素:★☆☆☆☆
ウノとジェンガを組み合わせたみたいなゲーム。自分の手札のカードとレンガカードを使って、スーパーヒーローのキャプテン・リノのために悪人を見張るタワーを作るゲームです。カードを折り曲げてグラグラするタワーを作っていくスリルは誰でも夢中になっちゃいます。途中リノ人形をタワーに設置しないといけないんですけど、それが原因で崩れちゃったりして大いに盛り上がります!
ルールも比較的シンプルですので箱を開けた瞬間から遊べる楽しいゲームです。広いテーブルの上を少し片付けないと遊べないので注意です。
3.ディクシット
- 対象年齢:小学生(中学年)~
- 必要人数:3人~
- 戦略性:★★☆☆☆
- 運要素:★★☆☆☆
抽象的な絵が描かれているカードにタイトルを付けて、ほかプレイヤーにそのカードを当ててもらうというおしゃれなゲーム。ただし、ほかプレイヤー全員に当てられても当てられなくてもダメ。微妙にわかるけど…ってラインのタイトルを付けるのがコツです。
子供たちならポンポンとタイトルを付けていけるのですが、大人になったら逆にタイトルが付けられない…ってなりがちで子どもたちの発送の柔軟さに驚くことでしょう。ちょっとルールを覚えるのが難しいかも。別バリエーションも発売されています。
4.ワードウルフ
- 対象年齢:小学生(中学年)~
- 必要人数:3人~
- 戦略性:★★★☆☆
- 運要素:★☆☆☆☆
仲間はずれをトークで探すゲーム。道具を使わないのでボードゲームの範疇に入れていいのか微妙なところですけど、会話を楽しむならもってこいのゲームです。そのお題に沿って会話をして制限時間以内に少数派をあぶり出すっていうゲームです。例えば2人には「ラーメン」、1人には「カレーライス」ってお題が表示されてそれぞれについてトークして少数派を当てるってイメージです。
フリーのアプリが公開されているので、インストールしておけば人数さえ集まればいつでも遊べるのが気軽でいいですね。人狼のような駆け引きが気軽に楽しめますよ。
5.キャットアンドチョコレート
- 対象年齢:小学生(中学年)~
- 必要人数:3人~
- 戦略性:☆☆☆☆☆
- 運要素:★★★☆☆
声優ラジオでありがちなゲーム。カードで選んだトラブルに手持ちのアイテムカードを使ってどうやってアドリブで対処するっていうトーク型のゲームです。「薄着で外出して寒い!」というトラブルに対して手持ちのアイテムカードを使って対処するっていうトーク力が試されます。
強引な解決方法とかで笑いに走るもよし、合理的な解決策を探るのもよし。正解はないので思考の柔軟性と瞬発力が試されるゲームですよ。
6.コリドール
- 対象年齢:小学生(中学年)~
- 必要人数:2人~
- 戦略性:★★★★★
- 運要素:☆☆☆☆☆
ルールは小学生でも覚えられるけれど、マスターするのは大人でも難しい…っていう奥深いゲームです。目的は簡単、対岸まで自分のコマを到達させること。ただし自分も相手も進路を塞ぐための壁をコマを動かさない代わりに設置できる…っていうルールです。
最大4人でプレイできるのですが、互いに互いを邪魔したり、誰か一人をみんなで邪魔したりと呉越同舟的な動きが起きるので、そこを如何に漁夫の利を得られるかが知恵の絞りどころです。
7.カタン
- 対象年齢:小学生(高学年)~
- 必要人数:2人~4人
- 戦略性:★★★★☆
- 運要素:★★★☆☆
超有名なボードゲーム。木の温もりのあるブロックを使って無人島を開拓していって、最も栄えたプレイヤーが勝者となるゲームです。サイコロを使うので運の要素と限られた資源を最大限に活用する戦略的な要素が組み合わさった、とてもよくできたゲームです。
プレーヤー間で資源の交換が可能なので、人数が集まったときにワイワイやるのがとても楽しいゲームです。ルールが少々難しいのと、定石的な動きがあるので、初心者とベテランの実力差が出てきやすいのに注意。ちなみにスマホアプリもあります。
8.スコットランドヤード
- 対象年齢:小学生(高学年)~
- 必要人数:3人~
- 戦略性:★★★★☆
- 運要素:★☆☆☆☆
ボードの上で鬼ごっこをするようなゲームです。一人の犯人を複数の探偵が追いかけて捕まえるというスリリングな体験ができます。犯人の動きは移動手段を探偵に知られてしまうので、探偵は犯人の移動手段を手がかりに犯人の現在位置を推定し犯人を追い詰めます。
一対多なので、犯人が最後まで逃げ切るのは難しいのですが、一番楽しいのが犯人役だったりします。逃げる方にも捕まえる方にも戦略的な思考が求められる知的なゲームです。オリジナル版はロンドン市街のマップですが、東京版も最近出ました。スマホアプリもあります。
9.アンユージュアル・サスペクツ
- 対象年齢:中学生~
- 必要人数:2人~
- 戦略性:★★★☆☆
- 運要素:★★☆☆☆
見た目から犯人を特定するゲーム。プレイヤーの一人が犯人の顔を知っている唯一の目撃者となって、その他のプレイヤーはその犯人に関する質問をしていきます。「その犯人は自分の家を持っていますか?」とかです。目撃者は犯人の見た目からYESかNOかで返事をしていきます。
完全に見た目だけで犯人を特定するというちょっと変わったゲームですが、目撃者のプレイヤーの性格をよく理解していないと一気に難易度が上がりそうですね。
10.テストプレイなんてしてないよ
- 対象年齢:中学生~
- 必要人数:3人~
- 戦略性:★☆☆☆☆
- 運要素:★★★★★
クソゲー(いい意味で)。勝利条件はただ一つ、「勝つこと」。3人いると2人目までに勝負が決してしまう可能性すらあるとんでもないゲーム。ルールは簡単で小学生にも理解できるんですけど、あまりの理不尽さに泣き出してしまう可能性すらあります。
精神的に安定した大人が「なんだよそれ!!」ってゲラゲラ笑いながら遊ぶのをおすすめします。プレイ時間も短め。別バリエーションもあります。
気になるゲームはありましたか?
どんな人と遊ぶのかによって選ぶべきゲームが決まってきます。小さなお子さんと遊ぶんだったら「ナンジャモンジャ」か「キャプテン・リノ」でしょう。多少複雑なゲームができるようなら「カタン」や「スコットランドヤード」が面白いでしょう。
個人的オススメは断然「カタン」。
実力差は出ますけど、運と交渉次第では初心者でも勝利することだって可能です。次点で「コリドール」シンプルなルールながら他プレイヤーとの心理戦が繰り広げられます。真面目なゲームに疲れたら「キャットアンドチョコレート」か「テストプレイなんてしてないよ」ですかね。
ボードゲームってなんだか敷居が高い…って思っている人はぜひ「テストプレイなんてしてないよ」とかのバカゲーからやってみてはどうでしょうか?頭も使わないのでとても楽しめること間違いなしですよ!