おつかれ、My肝臓。
HUB & 82
HUBという飲食店をご存知でしょうか。
ウイスキーやこだわりのビール。そして豊富なカクテルを提供してくれるオシャレな雰囲気のバーみたいなお店です。
当時貧乏院生だった わたしは初めて難波のHUBに行ったときの衝撃を今でも覚えています。
「こんなにオシャレでかっこいいバーがあるんだ!」って。
大学卒業まで福岡の田舎と北海道の一面のクソミドリで過ごしてきたので、薄暗くもキラキラした店内でお酒を飲むのは、それはもう素敵な体験なのでした。
同時に1杯のビールの値段にも驚きましたが…
そこから始まったHUBとのお付き合い。
社会人になっても会社の飲み会で幹事になったときはHUBで貸し切りパーティーをやったりしてポイントを荒稼ぎしていました。
このポイントで散々ただ酒を飲んだのは別の話として、コロナも落ち着いてきたのでそろそろ旅行もしたいなってことで関西旅行を検討し始めました。
ただ、なんのテーマもなく旅行をしたって時間を無駄にするだけ。
ここは何か明確なテーマがないと…と考えたところ「関西のHUBを全部回れれば面白いんじゃね?」と天啓が。
思い立ったら即行動。早速プランを検討しました。
関西のHUBを知る
関西のHUBは京都・大阪・兵庫に14店舗あります。
京都に3店舗、兵庫に1店舗、そして大阪に10店舗の合計14店舗です。
大阪の店舗は密集しているので回りやすそうですが、京都と兵庫はかなり離れているので最初か最後にまとめて回ったほうが良さそうです。
そうして考えたのが1日目に京都と兵庫のHUBを回り、大阪のHUB10店舗を1日で制覇するという作戦です。
もちろん大阪のHUBを1日目に回るのも検討したのですが、16時から開店する兵庫の行列必至のお寿司屋さんに行くという非常に重要なミッションを抱えています。
ですので泣く泣く1日目は京都と兵庫のHUBをにしぼりました。
一方で大阪のHUBは1日で回ることにしたので入念な準備が必要です。
無駄にフラフラしてしまうと1日で回ることができなくなるかもしれません。
京都HUBと兵庫HUB
最初に京都のHUBを回ります。
これには理由があって、京都のHUBの3店舗すべてお昼から開店しているのです。
一方の兵庫のHUBは16時からしか空いていません。
そういうわけで京都のHUBをすべて回ってから兵庫に移動し、お寿司を食べたあとにHUBをめぐると効率がいいです。
京都ヨドバシ店は京都駅からすぐに行ける&12時開店なので、最初の1店舗にぴったりです。
俺はやるぜ。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) 2021年11月21日
1店舗目、京都ヨドバシ店。
ドラフトサイダーハーフパイント。
大学院生の頃京都に来た時必ず寄ってた思い出のお店。京都の友達との待ち合わせもこのお店が定番だった。 pic.twitter.com/lqdNtj5AoH
京都は比較的HUBが密集していて開店も早いので、すぐに次のHUBに向かえます。
京都ヨドバシ店から最も近いのが四条烏丸店です。
歩いてもいけますが、地下鉄使ったほうが駅からのアクセスは良いです。
2店舗目、四条烏丸店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) 2021年11月21日
ジントニック。
隠れ家的お店でサッカーが盛り上がってた。
客入りはお昼にしては上々。サッカーのおかげ? pic.twitter.com/97MdeF63BO
13時30分くらいに四条烏丸店を出ると、三条木屋町店の開店時間(14時)ぴったりに歩いて到着することができます。
四条烏丸駅から半分くらい地下を歩いてたどり着くことができるので信号待ちがなくてスムーズに移動できます。
移動中は高瀬川がきれいなので観光にも丁度いいです。
HUB三条木屋町店は高瀬川を見下ろせる素敵な立地のお店。
3店舗目、三条木屋町店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) 2021年11月21日
エナジージャックコーク。
四条烏丸店からの散歩がてら訪問。
高瀬川沿いの席は風情があっていいね! pic.twitter.com/06czSLPs1x
さて、この3店舗で京都のHUBは制覇です。
さっさと兵庫に向かいます。そうしないとお寿司の開店ダッシュに間に合いません。
三条木屋町店からは阪急の京都河原町を使えば1時間位で三宮まで移動できます。
寿司のためにさっさと移動します。
HUBは三条木屋町を15時ちょい前に出発して三宮についたのが16時。
寿司の開店ダッシュに間に合うか微妙です。HUBは一旦忘れて寿司屋に急ぎます。
結果…
高級寿司に間に合わせることができました!
寿司以外にも刺し身や生牡蠣、白子なんかを堪能しました。
回らないお寿司屋さんを堪能したあとはHUB三宮店に向かいます。2次会です。
4店目、三宮ムーンライトビル店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) 2021年11月21日
キューバリブレ。
結構地下に潜らないといけないという店舗。
それでも店内は広くて避難ハシゴがでかい。 pic.twitter.com/lwGTH0ycjd
4店目で1日目は終了。
神戸サウナという大変優秀なサウナに宿泊します。
大阪HUB(10店舗)をまわる作戦を立てる
さて、2日目です。
1日目の4店舗と違って2日目は10店舗を巡らないといけません。
効率的に回るために作戦を立てます。大阪のHUBは環状線に沿って点在しています。
ここで気をつけないといけないのが、大阪のHUBは昼からやっているところと夜からしかやっていない店があるところです。
特に梅田と難波周辺のHUBは夜しかやっていないところが多いので、後から回る作戦とします。
わたしが考えた作戦はこうです。
12時からやっている天王寺HUBを最初に訪れ、環状線に乗って京阪京橋HUBへ行きます。
京急京橋駅からは京急中之島線を使ってHUB中之島フェスティバルタワー店を訪問。
そこからは梅田周辺のHUBを強襲。
最後に難波まわりのHUBを訪れて大阪HUBコンプリートって運びです。
我ながら完璧なプランニング。これなら1日で10店舗を問題なく回れそうです。
そう考えていたのですが、これが地獄への入り口だったのです…
大阪HUB
前日に宿泊していた神戸サウナをチェックアウトした後、天王寺へ向かいます。
これから10店舗もハシゴ酒するんだから腹ごしらえは当然必要です。
わたしが選んだのは「グリル梵」。カツサンドで非常に有名なお店です。
ちなみに開店は12時。
スタートダッシュには失敗していますが、瓶ビールとともにカツサンドを美味しくいただき、HUB10店舗制覇の腹ごしらえをしました。
5店舗目、あべのキューズモール店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
ドラフトサイダー ワンポイント
4階にあるというHUBにしては珍しい。
景色を楽しめるので窓際の席がおすすめ。
雨の中通天閣から歩いてきたから汗だく… pic.twitter.com/yyZAexZHm6
恵美須町から天王寺まで歩いたので、汗だくになってしまいました。
なので本来は避けるべきワンパイントを注文してしまいました。
12時からやっているという飲兵衛のためのお店でした。訪れたのは1時過ぎでしたが…
作戦通り環状線に乗って京橋を目指します。このへんの移動はかなりスムーズ。
6店舗目、京阪京橋店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
マリブライムコーラ。
高架下なので電車が通ると店が揺れる。
今までに来たHUBの中で一番でかいかも。頭ぶつけやすいテーブルに注意。 pic.twitter.com/1TzsAGtTC3
HUB京阪京橋店はかなり大きなHUBでした。
写真にも写っていますが背の高いテーブルが特徴的でした。
次に中之島フェスティバルタワー店を目指します。電車で一本で移動できるので楽ちんです。
7店舗目、中之島フェスティバルプラザ店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBレモン。
店内はクリスマス一色。
雨じゃなきゃテラス席で飲んでたい。 pic.twitter.com/PvMujEVPx9
半地下で景色はあまり良くありませんでしたが、駅直結でアクセスは非常に良好。
ここから梅田の地下ダンジョンに挑みます。
梅田の地下ダンジョンに飲み込まれて、散々迷いましたが、最初に目指すのはヨドバシ梅田です。
ヨドバシの中にHUBがあるのは京都と同じですね。
8店舗目、LINKS UMEDA店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBクールサイダー
LINKS UMEDAと言いながらも実質ヨドバシ梅田店。
飲み屋が集まっててハシゴ酒に最適。 pic.twitter.com/1R6239S0oG
何を考えていたのかわかりませんが、なぜかまたもワンパイントを注文しています。
おそらくこのへんから、わたしは壊れていったものだと思われます。
梅田はHUBの密集地です。5分も歩けば次のお店へいけます。
9店舗目、梅田茶屋町アプローズ店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBモスコ
小さめ店舗かと思いきや、三角の間取りで意外に奥行きあり。
ビーフィーターの衛兵のデカデカステッカーがカッコいい。 pic.twitter.com/1YVDMwPnlW
梅田茶屋町アプローズ店は中之島店と同じく半地下にあるので、看板だけが頼りです。
9店舗も回っていたからかHUBの文字を簡単に見つけられるようになりました。
10店舗目、梅田茶屋町店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBスパークリング
入口が微妙に分かりにくいガンバ大阪推しなお店。
でっかいバーカウンターがカッコいい。 pic.twitter.com/6MgS1TlSZx
記念すべき10店舗目。普段は頼まないメニューを注文するようになりました。
さらに、この辺から酔いが回ってきて定員さんに絡むようになってきたのを覚えています。
11店舗目、梅田東通り店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBロンドンアイスティー
新しめのお店みたいで、来月で2周年だって。
でっかいHUBのサインが目印。 pic.twitter.com/a53gu3IxEC
HUB各店では必ず1ドリンクは飲むようにしているのですが、この店舗くらいから喉がおかしな感じになってきました。
喉を潤す飲み物のはずなのに、飲んでいると喉が焼けるようにひりつくのです。
初めて酒焼けを現在進行系で体験するという貴重な経験ができました。
今日中に関西のHUB全部回るぞ俺はやるぞ俺は
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
だんだんヤケになってきてこんなTweetをしたところ、酒焼けにはイェーガーボムが効くとのリプライをいただきました。
12店舗目、梅田東店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
喉がスッキリ、イェーガーボム
東通り店から1分くらいで行ける。
紛らわしい入口があるので注意。
大阪のHUBは広くていいね👍 pic.twitter.com/UClvpxw354
この時点で酔いは70%程度だったので、多分10店舗は回れるなって体調だったのですが、酔いが回ることによって入店時の体温チェックに引っかかりそうでヒヤヒヤしていました。
13店舗目、なんば戎橋店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
山崎梅酒のキウイスカッシュ
難波の通りにひっそり佇む店構え。
難波のHUBの生き残り。 pic.twitter.com/8NJIIm7dvA
昔は難波にはもっとHUBがあったと思ったのですが、随分閉店してしまったみたいです。
このHUBは過去に来た思い出があります。時間も20時に近づき、お客さんでフロアは溢れていました。
14店舗目、心斎橋店。
— いさらご (@Isaragot_Imitis) November 22, 2021
HUBクラフト
御堂筋のイルミを横目にお酒を飲める素敵なお店。
関西制覇のお祝いは名前にHUBオリジナルのビールで! pic.twitter.com/DVRwGWm7Ex
そして関西最後のHUBは心斎橋店。
最後に飲むお酒は最初から決めていたのですが、1日で10店舗回った後のビールの感慨はひとしおです。
酔っ払っていたので味はあまり覚えてないですが…
関西HUB14店舗を巡ってみて
2日かけて関西のHUBを14店舗回ってみたのですが、きっとこう思うことでしょう。
「そんなことして何の意味が…?」
もちろん意味などありません。暇だからやっただけだ!
ちなみにHUBをまわることによって店舗スタンプが貯まって結構お得にお酒を楽しむことができました。
同様の疑問で「HUB14店舗を1日で回れるのか?」ってのもあると思いますが、多分無理でしょう。
京都の3店舗をまわるのはいいとしても、14時開店の三条木屋町店からダッシュで天王寺へ移動しても1時間半ほどかかります。
そうなると最速でも15時30分から大阪のHUBをまわり始める計算になります。
19時30分には大阪のHUBを回り終えて神戸に移動しないと最終の新幹線(21時08分新神戸発)には間に合いません。
4時間で大阪10店舗はタクシーをチャーターしてもかなり苦しいスケジュールなので、大人しく1泊したほうが安心です。
あと、1日で14店舗もまわるもんじゃないです。
my肝臓くんにはかなり無茶をさせてしまいましたが、こういうテーマを持つを旅行もなかなか楽しいものでした。
なお、東京のHUBは80店舗あるので旅行で関東のHUBをまわる方は1週間止まったとしても相当に苦しいスケジュールになるでしょう。