Aerosmith感はほぼ無し
Sweetzerland Manifesto (2018)
白黒テレビでも楽しめるジャケット。
AerosmithのToxic Twinsの一人としても有名なJoe Perryのソロプロジェクトのアルバム。前回紹介したSteven TylerのWe're All Somebody From Somewhereと非常に対照的な出来上がりになっています。
趣味全開なのはどちらの作品も同じなのですが、こちらのアルバムにはほとんどAerosmithの感じが無いんです。目を閉じるとうっすらバンドメンバーの顔が浮かぶようなStevenのアルバムとは全く違って、「これ誰のバンド?」ってくらいの差があります。
それでもJoeの手癖っていうか、気怠い感じのリフはしっかり主張しています。「このバンド、誰のかは知らないけどJoe Perryはいるっしょ?」って感じ。
収録曲とおすすめ曲
このアルバムを通して1曲だけJoeが歌っている”Eve Of Destruction”。あのネイティブスピーカー以外には何言ってるか聞き取りづらい英語でダルダルと歌っている感じが超かっこいい。ちなみにドラムはジョニー・デップがやってるらしい。
次に”Spanish Sushi”。スペイン風寿司?聞く前からタイトルだけで凄く注目していたのですが、寿司感もスペイン感もありませんでした。インスト楽曲としては繰り返すリズムがかっこよくて心地よい。
- Runble in the Jungle
- I'll Do Happiness
- Aye, Aye, Aye
- I Wanna Roll
- Sick & Tired
- Haberdasher Blues
- Spanish Sushi
- Eve of Destruction
- I'm Going Crazy
- Won't Let Me Go
”Won't Let Me Go”のボーカルは聞いた感じなんかSteven感がありましたが、実際はTerry Reidとのこと。ちょっとだけ歌い方が似てるかも?
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Joeのライブ映像を見るとやっぱりかっこいいですよね〜レフティのギターをあえて使っているあたりとかJoeならではって感じです。あんまりレフティギターをAerosmithのライブで使っているのを見たことないかも…
Aerosmith大好きな私はJoeと同じポジションでギターを弾きたかったからストラップを長めに出してみたら鬼のように弾きにくくて、腕の短さを呪ったこともあります。
同じAerosmithのメンバーでもここまでテイストの違ったアルバムに出来上がるとは…やはり一時期脱退しただけあるな!