言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

【音楽レビュー】Tinted Windows:TINTED WINDOWS

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残念ながら1作品だけのバンドでした。

TintedWindows:TINTED WINDOES(2009)

死ぬほどシンプルなジャケット。不要な情報が一切ない。

2009年に突如として現れたのがこのTinted Windowsというバンド。スマッシング・パンプキンズのジェームス・イハ(ギター)、ハンソンのタイラー・ハンソン(ボーカル)、ファンテンズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー(ベース)、チープ・トリックのバン・E・カルロス(ドラム)といろんなバンドからいろんな人物が集まったバンドになっています。

残念ながら彼らのアルバムは10年たった今でも1枚しか発表されておらず、事実上の解散となっています。個人的には大好きなアルバムだったので二作目以降を楽しみにしていたのですが、いろんなバンドからの集まりだったので活動が難しくなってしまったのでしょう。

楽曲としては古き良きポップって感じで晴れた日にお散歩しながら聴きたいようなj楽曲が詰まっています。さすがはいろんなバンドで第一線を張っていた人たちですね。烏合の衆というわけではありません。安心して聞けるアルバムになっています。

収録曲とおすすめ曲

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ちょっと懐かしい感じのするスキャットから始まる”Kind Of A Girl”ですが、トップバッターから全力で持ち味を出してきているのが大好きです。一度聞くとなかなか耳から離れません。ベースが弾む感じがいい味出しています。

注目すべきは3曲目の"Dead Serious"でしょう。序盤の軽くチャラい空気を一気に塗り替えるバラード調の楽曲は耳に残ります。歌詞もタイトル通り重たい感じになっていて、彼らのキャリアを物語るようです。

  1. Kind Of A Girl
  2. Messing With My Head
  3. Dead Serious
  4. Can't Get A Read On You
  5. Back With You
  6. Without Love
  7. Cha Cha
  8. We Got Something
  9. Nothing To Me
  10. Doncha Wanna
  11. Take Me Back

後半のゆったりとした流れの”Doncha Wanna”もいいですね。発音をそのままタイトルにしちゃってるあたり、ちょいダサい感じもしますが…アルバム全体のちょっとオールドスクールな感じの空気にはしっくり来ています。

 

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わずか1枚のアルバムをリリースしただけで解散してしまった彼らですが、発売から10年以上たった今でもたまに思い出すお気に入りのアルバムです。もともとバラバラのバンドから集まったメンツですので、一緒に長い時間活動するのは難しかったのかもしれません。

それでも、たった一作でも光るものは光ります。amazon musicでも配信されているので、試しに聴いてみるのはいかがでしょうか?彼らのたった35分間のアルバムですが、知っていると「こいつ…かなりの洋楽マニアだ…」と一目置かれちゃうかもしれませんよ。彼らの音楽はTinted(色褪せる)こと無く、10年たった今でも色鮮やかに耳に響きます。