言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

コミックレビュー「ソウナンですか?」:女子高生たちが無人島で生き抜く

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ソウナンです。

ソウナンですか?

修学旅行の飛行機が墜落して漂着したのは無人島。そこで救助が来るまで身一つでサバイバルする女子高生たち4人のお話。常識的に考えて辛い状況ですが、そこはマンガ。4人のうちの1人がサバイバルの達人で衣食住の環境をどんどん組み立てて行きます。

イメージとして一番近いのがDiscoveryチャンネルで有名なベア・グリルス氏やエド・スタッドフォード氏が体当たりでやっているサバイバル動画のマンガ版といったところでしょうか。

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違うのはみんな美少女ってところとサバイバルを楽しんでいる(?)ように見えるところですね。話が進んでいくにつれて同じように、無人島に漂着した他の生徒たちと合流しそうになったり、しなかったり…って感じのややコメディ色があるサバイバルマンガってのも特徴です。

 

真似はしたくないサバイバル技術

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Image:アマゾン立ち読みページより

最初に登場するサバイバル技術が脱水症状への対処の仕方。周りに海水しかない場合、どうするか?っていう一つの解答がこちら「魚を捕まえて、袋叩きにしてその体液を絞って吸う」うーん…真似したくはないなぁ…

他にも食べられる虫だったり、植物の根っこだったりのシーンが出てくるんですけど、知っていたとしても使いたくはないですよね…

あと経口摂取が難しいくらい傷んだ水を使って水分補給する方法…知っていたとしても、絶体絶命の状況でしかやりたくないです。っていうか一人じゃできないし…

 

知識によって見えるものの異なる

このマンガで印象深かったのが百合の花を見たときの登場人物たちの反応の違い。普通の女子高生は「きれいだね〜」って喜ん分ですけど、サバイバルの達人女子高生は「食べ物だ!」って喜ぶんです。一般人には花に見えるのに、他の人には食べ物に見える。

たしかに知識や立場によっては見えるものって全然違いますよね。食べ物に関してもモノに関してもおんなじですよね。そういう価値観の違いをお互いに尊重しながらサバイバルしていく姿は見ていて頼もしくも感じます。

 

このマンガを読んでみて

誰も死なない平和なサバイバルですけど、ちょいシリアスなところもありなところ、高校生ならではの悩みもありと1粒で何度も楽しめるマンガに仕上がっています。ただし、このマンガで仕入れたを知識を実際に試してみようとは思わないことですね。絶対病気や怪我をする気しかしません。

 

あとこのマンガ、実は舞台化していたらしいのです。

blog.livedoor.jp

残念ながらもう舞台は終了してしまってはいますが、これからが楽しみなマンガが一つ増えました。