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【音楽レビュー】The Darkness:Last Of Our Kind

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Queenが流行っているなら、これを推さねばならない。

Last Of Our Kind (2015)

ジャケットとアルバムタイトルと表題曲がマッチしていい感じ。

好きなバンドを答えるとしたら真っ先に”Aerosmith”と答えますが、二番目は?と聞かれたら”The Darkness”と答えるでしょう。それくらい大好きなバンドのお気に入りのアルバムです。 

彼らのロックに対する姿勢は選民思想があるので好き嫌いはあるかもしれませんが、彼らの音楽はまごうことなき1級品だと確信しています。最近は英国面が全面に出てきて正直ついていけなくなってきた感がありますが、それでもキラリと光る楽曲が満載です。

ジャスティンの突き抜けるようなファルセットとザクザク刻むようなリズムは聞いていて本当に気持ちいい気分になってきます。往年のロックバンドに影響されたとも公言しえいるので、古くて新しい彼らの音楽は老若関係なく、ロックファンならば「おっ!」とくるところがあるでしょう。

おもえば、彼らのキャリアはQueenのボヘミアン・ラプソディを完全にコピーしたところから始まったとも言えます。Queen亡き後の現在のブリティッシュ・ロックを語るには欠かせない彼らのアルバム超オススメです。

 

収録曲とおすすめ曲

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シンプルなEコードから始まる”Last Of Our Kind”がやっぱりお気に入り。エレキギターを買ってEコードを鳴らしたん瞬間、「あっ!これLast Of Our Kindのイントロだ!」って気づけるくらいに聞き込みました。歌詞にもあるのですが「我らは生き残り。置いていかれた者たち。」ってのがなんとも意味深。PVは相変わらず英国面にどっぷりと落ち込んでいますが、彼らのPVからしたらかなり甘口と言わざるを得ないでしょう。色々な人種が出てくるあたり、生き残った者たち、伝統を引き継ぎし者たちってのを意識しているのかもしれません。

次に"Wheels Of The Machine"。人間を機械の歯車に見立てた奥深い曲です。歯車は他の歯車に噛み合ってこその存在ってことを感情たっぷりに歌い上げています。

  1. Barbarian
  2. Open Fire
  3. Last Of Our Kind
  4. Roaring Waters
  5. Wheels Of The Machine
  6. Mighty Wings
  7. Mudslide
  8. Sarah O'Sarah
  9. Hammer & Tongs
  10. Conquerors

なにげに彼らのラブソングは素敵です。このアルバムで言うと”Sarah O'Sarah”ですね。恋い焦がれる思いがよく歌われています。あとこのSarahって女性の名前。どこかで聞いたことがあるような気がするんですよね。この一つ前のアルバムだったかな?

 

Last Of Our KindをAmazon Musicで!

Amazon MusicではLast Of Our Kindはもちろん配信されていますし、The Darknessのほとんどすべてのアルバムが配信されています。なぜかこの前作のHot Cakesを除いて… 

Last Of Our Kindも素晴らしいアルバムなのですが、洋楽に関して守備範囲の広いAmazon Musicにしてはしょんぼりなラインナップと言わざるを得ないでしょう。何たる玉に瑕か。

 

とはいえ、Last Of Our Kindは名盤と言っても差し支えない出来栄えになっています。The Darknessの入門編としても適度に現代風にアレンジされていて今風のロックが好きな人にもすんなり受け入れられるでしょう。