スポーツバイクの世界に飛び込もう!
クロスバイクはスポーツバイク入門に最適!
ママチャリほど重たくもない、ロードバイクほどスポーティーでもない、その中間にあるのがクロスバイク。
いきなりロードバイクに挑戦するのはハードルは高いし、かと言ってママチャリよりも速く快適に走りたい…って人に最適です。
クロスバイクはスポーツバイクの入門にもってこいで、クロスバイクでスポーツバイクの乗り方やメカトラの処理・輪行のやり方などを覚えることができます。
本格的なレースにクロスバイクで出場するのは苦しいかもしれませんが、出走することだってできます。
わたしも初めてのレースはクロスバイクで出走しました。
他にもレースやロングライドに興味はないけれど、会社やスーパーまでの5kmくらいを快適に走りたいとか、エクササイズに自転車を取り入れたいってカジュアル目な人でもクロスバイクはぴったりです。
メーカーもそのことを分かっていて、クロスバイクのラインナップは豊富です。
だからこそ何を買っていいのかわからないですよね。
クロスバイクの選択で失敗しない、見るべきポイントと実際のおすすめバイクを紹介していきます!
クロスバイク選択のポイント
見た目だけスポーティーで中身がママチャリな自転車のことをルック車といいます。
ルック車は見た目がスポーツバイクなだけで走行性能はママチャリと大差ないので気をつけましょう。
ルック車を選ばないために重要なのが、選ぼうとしているその自転車にサイズ展開があるかどうかってことです。
基本的にサイズ展開があるってことは身長に応じたサイズに応じたフレームを設計できるノウハウを持つメーカーということです。
その自転車が24段変速だったり、前後ホイールがクイックリリースだからといってスポーツバイクだと思って飛びつくと高確率で失敗します。
誤解を恐れずに言えば、新車で3万円以下のクロスバイクは要注意です。
特に通販で売られているようなクロスバイクは自分でブレーキやギアの調整ができるようになって購入するのがいいでしょう。
自分の命をあずけるクロスバイクですので、品質ににはこだわりましょう。
Giant Escape R3
- サイズ展開:5種類展開
- 重量:10.7kg
- 変速:24段
- 価格:52,000円(税抜)
これを買っておけば間違いないってクロスバイクがこれ。超売れ筋商品なので、多くの自転車屋さんに行けば売っています。
店員いわく「入荷すれば勝手に売れる」。
このクロスバイクのいいところは一言で言えばフレーム。サイズ展開も豊富でXXSならば小学生高学年くらいの身長から乗ることができます。
アルミフレームの特徴は固くて反応性のいいところ。素早い加速ができます。一方で振動吸収性が低く、スポーツバイク初心者だと短い距離でも疲れてしまいます。
でもEscape R3はフレームの形を工夫することでしなやかな乗り心地を実現しています。
自分好みにカスタマイズするための余裕もありますので、一番のおすすめです。
わたしも買いました。
Gios Mistral
- サイズ展開:4種類
- 重量:10.8kg
- 変速:24段変速
- 価格:51,000円(税抜)
5万円台という価格帯なのにコンポーネント(ブレーキや変速機)一式がSHIMANOで統一されているのが特徴です。
自転車をやらない人だとSHIMANOは釣具のイメージかも知れませんが、実はSHIMANOは自転車パーツの巨人。
ツール・ド・フランスに出るような世界トップクラスの選手が使用するスポーツバイクの部品はSHIMANOが作っています。
SHIMANOのパーツが高品質なのですが、同時に高価格。クロスバイクの価格を押さえるのに使われる常套手段がフロントディレイラーだけとか、ブレーキだけSHIMANO以外のメーカーに変更すること。
でもGios MistralはフルコンポがSHIMANO製。5万円という価格帯ではなかなかお目にかかれません。
Trek FX1
- サイズ展開:5種類
- 重量:12.9kg(Lサイズ)
- 変速:21段変速
- 価格:55,000円(税抜)
ディスクブレーキ搭載のクロスバイク。しかも5万円台。
ディスクブレーキのいいところは軽い力で強力な制動力を得られるところです。長い距離を走る時はブレーキングが楽なのは大きな魅力です。
また、天候によらず強力な制動力を得られます。
ディスクブレーキバイクはやや重量がかさみますが、このクロスバイクはワイヤーをフレーム内に収納することで空気抵抗を軽減させることで重量分を相殺しようとしてます。
変速が21段変速・重量がやや重いことがデメリットですが、これからの主流はディスクブレーキバイクですので、最先端のバイクといえます。
Cannondale QUICK5
- サイズ展開:4種類
- 重量:11.9kg
- 変速:14段変速
- 価格:54,000円(税抜)
こちらもディスクブレーキ搭載のクロスバイクです。アルミフレームが得意なCannondaleの技術の粋が詰め込まれています。
Cannondaleといえばアルミフレームなのにカーボンフレームのようななめらかな乗り心地を再現するSAVEサスペンションシステムがお家芸です。
このクロスバイクは普段乗りに特化されていて、夜間の視認性を向上させる反射材をフレームやホイールに仕込んでおり、安全性にも一役買っています。
Cannondaleのバイクにはセンサーが内蔵されており、専用アプリを使って走行距離や消費カロリーはもちろん、メンテナンスのタイミングまで通知してくれます。
クロスバイクを使ったダイエットなどにもぴったりですね。
NESTO LIMIT2
- サイズ展開:3種類
- 重量:9.9kg
- 変速:24段変速
- 価格:50,000円(税抜)
スポーティーで軽量なバイクと言えばこれ。 今回紹介してるクロスバイクの中で最も低価格なのに、最軽量という異常なコストパフォマンスを誇っています。
しかもこのバイクにはライトやスタンドが付属します。
街乗りにはピッタリのスペックになっています。
実売価格も4万円台と他の自転車と比べてかなりお安くなっているので、初めてのクロスバイクにうってつけですね。
クロスバイクでスポーツバイクを始めよう!
初めてクロスバイクに乗ったのは10年以上前ですが、その時の感動を今でも覚えています。
ペダルを踏んだだけ進む爽快さや、どこまでも駆けていけそうな高揚感はママチャリではスポーツバイクだけの特権です。
スポーツバイクに乗らない人なら「自転車に5万円なんて!」って思うかもしれませんが、その値段には理由があります。
クロスバイクからスポーツバイクの世界にどっぷりハマってしまって人生が変わっちゃいますよ!