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【音楽レビュー】Prince :4EVER

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いつも気づくのが遅すぎる。

4EVER (2016)

セクシーすぎるジャケットと歌詞カード。

このアルバムを聴くまではPricne=下ネタ満載のMichael Jacksonだと思っていたのですが、実際に聞いてみるとこんなに素晴らしい楽曲をほぼ一人で作曲していのかって驚きを覚えざるを得ません。

 

歌詞カードにかかれているPrince語に戸惑うことは避けられませんが歌詞に身を委ねれば心地よいメロディが優しく包み込んでくれます。惜しむらくはこのアーティストの存在に気づいたのが彼の死後だったって言うこと。

 

Princeに限らず私が好きなるアーティストって死んでから知るっていうことが多すぎるんですよね。最近だとPrinceだけじゃなく、AviciiやBoom Boom Satellitsとか…それでも彼らが残してくれた音楽とともにこれからの人生を生きて行けることを幸福に思います。でもライブ・コンサートには行きたかったなぁ…

 

収録曲とおすすめ曲

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Princeを知ったきっかけになったのが”I wanna be your lover”だったので大好きなトラックです。他にも超代表曲の”Purple Rain”とか。個人的に好きなのが”Little Red Corvette”です。スノースポーツに行くと何故か聞きたくなるトラック。

 

あとベッタベタですけど”Purple Rain”。あのギターが泣いているような演奏!Eric Claptonのようなシクシクといった泣かせ方ではなく、おんおんと声をあげて泣かせているような演奏は鳥肌モノです。

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ベストアルバムだけあってとんでもない数の楽曲が収められている楽曲なので、最後まで聞き通すのは大変ですけど、これを聞けばPrinceを一通りカバーできるのがいいですね。ただし、Princeはアルバムの空気にそぐわない楽曲は容赦なく除外しているのでこのアルバムに入っていない名曲もたくさんあるかと。

 

Prince語にタイトルからして戸惑うことは必須ですが、収録トラックは下記の通り。

Disc 1

  1. 1999
  2. Little Red Corvette
  3. When Doves Cry
  4. Let's Go Crazy
  5. Raspberry Beret
  6. I Wanna Be Your Lover
  7. Soft And Wet
  8. Why You Wanna Treat Me So Bad?
  9. Up Town
  10. When You Were Mine
  11. Head
  12. Gotta Stop(Messin' About)
  13. Controversy
  14. Let's Work
  15. Delirious
  16. I Would Die 4 You
  17. Take Me With U
  18. Paisley Park
  19. Pop Life
  20. Purple Rain

Disc 2

  1. Kiss
  2. Sign o' The Times
  3. Alphabet St.
  4. Batdance
  5. Thieves in The Temple
  6. Cream
  7. Mountains
  8. Girls & Boys
  9. If I Was Your Girlfriend
  10. U Got The Look
  11. I Could Never Take The Place of Your Man
  12. Glam Slam
  13. Moonbeam Levels
  14. Diamonds and Pearls
  15. Gett Off
  16. Sexy MF
  17. My Name Is prince
  18. "7"
  19. Peach
  20. Nothing Compares 2 U

YouがUになってたりToが2になり、Forが4とかAreがRになったりとPrince語が満載なアルバムですがそんなことは気にせずにこのセクシーな音楽に身を任せるのが吉。

 

4EVERのある世界をAmazon Musicで!

洋楽に守備範囲の広いAmazon MusicではPrinceの4Everは当然のように配信されています。

Princeがなくなったとき、日本ではMichael Jacksonほど騒がれませんでした。でもappleのホームページでは追悼ページがトップページになっていました。それだけ海外では影響力のあるアーティストだったのでしょう。

 

殿下がなくなってからその楽曲の良さに気づいた遅すぎる新参者ですが、せめてたくさんこのアルバムを聴き込もうと思っています。それこそ永遠に。