あふれるビレバン感。
WALL (2014)
見にくいジャケットにメンバー全員写ってます。
いかにもヴィレッジヴァンガードで流れてそうなこの音楽。私の場合、買ったのはタワーレコードでしたけど。ビレバン感が溢れてる理由は→Pia-no-JacC←みたいなピアノメインのジャズ・ロックっぽいからかな?
こちらはfox capture planはピアノ・ベース・ドラムの正統派トリオ。カチとしたジャズを期待すると肩透かしを食らうかもですが、カジュアルに聴く分にはもってこいな仕上がり。適度な緊張感があるクールなアルバムなので、夜のドライブなんかのお供にすれば最高にフィットすると思いますよ。
以前紹介したSerphの音楽性とジャズをミックスさせるとこんな感じになるのかな?ピアノ・ベース・ドラム以外の電子音が使われている楽曲も含まれていてアルバム一枚をあっという間に聞いてしまえるのでジャズとか聞いてみたいけど…って人は足がかりにちょうどいいアルバムですよ。
収録曲とおすすめ曲
リードシングルでもある"疾走する閃光”。名は体を表すっていうのでしょうか。疾走感のあるメロディと感じるスパイスの効いたシリアスな空気。一度聞くと耳に残るメロディーがいいですよね。夜景が綺麗な高速道路を走りたい気分。
次に”Paranoid Android”。これはRadioheadのカバー。あれ〜?このベースすごい聴いたことあるぞこれ?と思ってたらやっぱりRadioheadでした。うまい具合にジャズとミックスされているので「ジャズはちょっと…」って人でもとっつきやすいのではないでしょうか?
- into the wall
- 疾走する閃光
- Elemental Stream
- Paranoid Android
- Helios
- unsolved
- tong poo
- a,s,a
- this wall
- the begining of the myth ep.II
"tong poo"はきっと「とんぷう」と読むはず。だってこれはYellow Magic Ochestraの東風のカバーだからRadioheadとYMOのカバーが同居するアルバムなんてそうそうないですよ!東風のMVを久々に見ましたが子供が見るとトラウマになるんじゃないか…って思います。
WallをAmazon Musicで!
邦楽のラインナップが残念なAmazon Musicでもfox capture planのアルバムは全て配信されています。最新のfragileまでカバーしているのは驚きです。
Serphにしろ、fox capture planにせよ、インストの邦楽はAmazon Musicで配信されがちなのかもしれません。インスト曲ってながら聴きにちょうどいいですよね。ドライブとかランニングとか。このWALLは間違いなく夜が似合うアルバムなので、夜のドライブやランニングのお供にどうでしょうか?