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数字キーがある安心感。分離型キーボードLily 58 proレビュー

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実質60%な分離型キーボード

Lily58 Pro

自作分離型キーボードは数字列が省略された40%キーボードが主流です。

40%キーボードってなに?ってひとはこちら

www.nenzop.net

 

40%キーボードは指をほとんど伸ばさずにほぼすべてのキーに届くので便利です。

その一方で数字入力や記号の入力にはレイヤ機能を駆使しなければいけないという難点もありました。

 

わたし自身、corneを使ってプログラミングやエクセル仕事をやっているときに「数字列があれば…」と思うことが何度かありました。

 

そこで目をつけたのが、このlily58 proでした。

yushakobo.jp

数字キーを備えた分離型キーボード。しかもソケット式。

格子レイアウトというのにも気に入りました。

早速行きつけの工房へ行って購入しました。

Lily 58 Proの使い勝手

先に使い勝手を書いておきます。

まず大きさ。まさか60%キーボードが大きく感じる日が来るなんて思いもしませんでした。

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Lily 58 Proがこんなに大きく感じるなんて…

それくらいキーがたくさんあります。

使い始めての時は「数字列遠ッッ!!」って思っていたのですが、そもそもこれがデフォルト。

いままでキーレイアウトで数字キーを手元に呼んでいただけのことだったんです。

 

親指周りのキーも充実しています。

corneでは3つだったのが4つに増えています。

おかげで装飾キーをレイヤ機能を使わずにたくさん配置できます。

 

タイピング感覚としてはcorneとほぼ変わらず。

指の長さに対応したエルゴノミクスデザインなのでとても打ちやすく感じます。

 

難点だと感じたのが、中央の2つのキー。

こちらに「かぎかっこ」を割り振っているのですが、ちょっと誤爆しがち。

GキーやHキーに指の側面が触れて誤入力になってしまいます。

気になるのはそれくらいですね。

Lily58 Proの組み立て難易度

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組み立てよりもルブ塗りのほうが大変でした…

組み立て難易度はあまり高くありません。

ビルドログも非常に丁寧に書かれているので、つまずくくこともありませんでした。

 

Lily58 ProはLEDをはんだ付けしないので、はじめての自作キーボードにもおすすめできると思います。

ただし、米粒ほどのダイオードをはんだ付けする工程があるので、その工程だけは注意です。

表面実装アレルギーの人には難しいかもしれません。


キットのせいなのか、わたしの組み立てが悪いのかわからないのですが、組み上げたらキーボード本体がカタカタ揺れるようになっていました。

ほんの数ミリですが、カタカタするのは気持ちが悪いので、ゴム足の間に折りたたんだ紙を挟んで対応しました。

キット以外に購入したもの

Lily58 Proのキットには基盤とマイコンなどしか入っていないので、キースイッチやキーキャップ、ケーブル類を用意する必要があります。

参考までにわたしが用意したキースイッチやキーキャップなどを紹介していきます。

 

まずはキースイッチ。

もともと会社で使う予定だったのでGateronの静音赤軸を選びました。

軽めのタッチが好きなので、スプリングも交換してルブを塗っておきました。

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次にキーキャップ。

これはKBDfansの安いやつを選びました。

DSA 50% dye-sub keycapskbdfans.com

 

でもこれはちょっと失敗したかなと感じています。

なぜならこのキーキャップはDSAプロファイル。

すべてのキーが同じ高さになっているのです。

だから数字キーに指を伸ばすときに手前のキーに触れてしまい誤爆が起きやすくなっています。

 

忘れていけないのがケーブル。

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これはそのへんに転がっているUSBケーブル(micro-b)を使います。

充電用ケーブル専用だと動作しないので注意が必要です。

 

また、キーボード同士を接続するためのTRRSケーブルも必要です。

4極の方がいいそうです。

遊舎工房にも売っているので、もっていない人はキットと一緒に購入しましょう。

 

念の為道具についても。

先にも書きましたが、LED実装がないので、道具にそこまでこだわる必要はないかもしれません。

わたしが組み立てに使ったのはこのキット。

購入時と微妙に内容が変わっていますが、これで十分でした。

道具にこだわる必要はありませんが、フラックスとピンセットはあったほうがいいでしょう。

フラックスは半田の流れを良くする薬剤です。

ピンセットは米粒のようなダイオードをはんだ付けしなければいけないので、準備しておくことをおすすめします。

数字キーの安心感は大きい

家ではcorne、会社ではlily58 Proという使い分けをしています。

corneも会社で数ヶ月間は使っていましたが、ある所感を得ました。それがこれ。

やっぱり独立した数字キーがあるという安心感は大きいです。

とりあえずそのキーを叩けば数字が入力できるというのは、やっぱり安心です。

普通のキーボードを使っている人からしたら当たり前かもしれませんが…

 

キーマップ自体はcorneと合わせている部分もあるので、ついレイヤ機能で数字を入力することもありますが、それはそれでOKだと感じています。

手元に数字キーを呼べるのは自作キーボードの特権とも行っていいですからね。

 

分離型キーボードにチャレンジしたいけど、数字キーがないのはちょっと…と思っている人ならばこのLily58 Proが理想の選択肢になるかもしれませんよ。