初心者でもアンプは買っておきましょう!
練習にはアンプを使おう!
エレキギターやエレキベースはギター本体だけでは大きな音が出ません。アンプに繋いて初めてカッコいい音がなります。指を動かす練習だけだからとアンプを繋がずに練習するのはもったいないし、上達にも不安が残ります。
実際に音楽を弾くときは必ずアンプを使いますよね。それなのにアンプ無しでずっと練習をしていたら、ちゃんと音が鳴っていなかったとか、ピッキングがうまくできていなかったとかに気づきにくいのです。なにせアンプ無しのエレキギターの生音はすごく小さいですからね。ピックノイズとかにも気づきにくいです。
だからお家でも練習する時はぜひアンプを使って行いましょう。「集合住宅だから大きな音を鳴らせないよ…」って人も大丈夫ですよ!イヤホンを繋げて静かに練習できますし、小さなカフェやライブハウスならこれ一つでもOKってくらいの大きな音量も出せるようなお家用アンプもあります。
お家用アンプはたくさんあるのですが、今回はわたしが購入の際に検討したアンプを紹介していきます。
1.VOX Amplug2
まず最初のおすすめは、VOX Amplugです!わたしも最初に買ったアンプです。このアンプは電池駆動で非常に小型です。ギターにつけっぱなしでも気になりません。スピーカーを持っていませんのでイヤホンが必須。ボリュームコントロール以外にトーンとゲインのつまみがあります。
小さいからと言って性能も控えめかと思いきや普通の練習にはぴったりです。ギターの小さい音もきちんと拾ってくれますし、大きく弾けば大きく音が返ってきます。
FXボタンを押せば、クリーンな音から歪んだ音まで再現するエフェクター機能も準備されています。ギターを弾いていない時のホワイトノイズがやや気になりますが、演奏中には聞こえなくなります。また、AUX端子もあるので、好きな音楽を流しながらギターの練習ができるという贅沢な仕様です。
エフェクター機能が貧弱と言えば貧弱ですが、そこはバリエーションがあるので好みのものを選びましょう。ハードロック好きならばClassic Rockモデルを選ぶのもありです。
ベースギター用もあるのも嬉しいですね。ベースギター用のAmplugはエフェクターがついていない代わりにリズムパターンが入っています。ただのメトロノームからドラムパターンまで搭載されています。
2.Yamaha THR10
最後まで購入を検討していたアンプがこれ。アンプ出力が10wとやや控えめですが、お家練習ではそんな大音量なんて出せないので問題なし。このアンプのいいところは様々な音作りができるというところ。
まずアンプモデリングができます。これはアンプ1つで様々なアンプを電子的に再現するという機能です。クリーンなキラキラした音からギャリギャリに歪んだ音まで再現できるってワケです。
また、ずらりと並んだつまみは音量やトーンだけではなく、エフェクトを操作することもできるようになっています。エフェクトはコーラス・フランジャー・フェイザー・トレモロがある上、リバーブやディレイなども含まれています。いろんな音を試して見るのも練習になるでしょう。
何よりうれしいのが、このギターアンプにベースアンプも同居しているというところ。もちろん、本物のベースアンプには敵いませんが一石二鳥のお買い得なアンプと言っていいでしょう。
最近はbluetooth対応の新型が出ました!
3.Fender Mustang GT 40
THR10と検討していたのがこのアンプ。このアンプはwifiとBluetooth搭載のハイテクアンプ。アンプモデリング機能もついているので、インターネットからいろんなアンプデータをダウンロードしてきて、その設定でギターの練習ができるってわけです。
ギター初心者が音作りをするのは、知識がないので正直大変。でもこのアンプならフェンダーのプロが作ったプリセットや他のユーザーが作った設定で練習することができます。これがとんでもなく面白い!自分のギターからレッド・ツェッペリンやニルヴァーナと全く同じ音が出るんです。これは練習のやる気もダダ上がりってワケです。
スマホの専用アプリを利用すればアンプのつまみを操作することなく、手元で設定の変更ができるってのもすごく便利。実はGT40のつまみは少し少なくて、ちょっと操作が面倒なので、スマホで調整したほうが楽ちんです。
40wという家ではマックスボリュームで鳴らすことができないほどの大音量が出せます。バリエーションは出力の差でいくつかありますが、家で練習するんだったら40w一択です。
4.VOX Adio Air GT
小さいくせにとんでもない出力のホームアンプがこれ。出力堂々の50w!家で最大音量で鳴らした日にはガラスがビリビリ響き、苦情が来ること間違いなし。
機能的にはYamaha THRとほぼ同じですが、価格帯はやや低めです。そのくせ再現できるアンプの数はこちらのほうが多いです。Yamahaの無骨な見た目と違ってコロンとした丸みを帯びた形がいいじゃないですか。練習していないときはBluetoothスピーカーとして活躍できます。
ギターアンプモデル以外にもベースアンプモデルもあります。わたしがベースアンプを購入するとしたら、このベースを買います。
5.Katana-Air
お値段は少々お高めですが、完全ワイヤレスなホームアンプの到達点がKatana-Airでしょう。Bluetoothがついたホームアンプは数あれど、ギターとアンプを接続するケーブルすらいらないのがこのアンプ。
レビューを見る限りでは遅延なども感じられず、ケーブルの呪縛から解き放たれたエレキギターの演奏はまるでプロになったかのよう。大きな会場のライブではアーティストはケーブルを繋いでいませんよね。それと同じ環境を手に入れることができるんです。
ちなみに普通のアンプでもワイヤレス化できるパーツがアマゾンでも売られていますが、遅延をとにかく回避するなら専用設計のものを選んだほうが無難かもしれません。
エレキギターとアンプはセットです
エレキギターとアンプのセット商品が販売されていることもありますが、良いアンプを購入するとそれだけで練習のモチベーションがとても上がります。最初に書いたみたいに、生音の練習では気づけなかったミスにも気づくことができます。
ホームアンプにも色々ありますが、自分で音作りができるって人はYamahaのTHRを、音作りができない・めんどくさいって人はFenderのMustang GT 40をおすすめします。
ちなみにわたしが購入したのはFenderのMustang GT 40です。一つのギターとアンプでたくさんの音色で練習ができるのは、モチベーションの維持にも繋がります。さっさと上達したい人ほどホームアンプを使って練習して見てはいかがでしょうか。