昨年の12月にエレキギター 私はそれまでエレキベースをかじっていたのですが、初めてエレキギターを触った時のお話です。
共通点は弦楽器ってことだけ!
エレキベースを始めた理由としては、指は4本しかないのに6弦も操作するのは無理なんじゃないか?って思ったところにあります。他にも自分が好きなアーティストは割とベースが目立っていたっていうのもあるんですが…
で、バンドをやっている友人に「ギターできるんでしょ?ベース教えてよ」とお願いすると「ギターとベースはうどんとそばくらい違うから無理」と言われました。
ベースを手にとってみるまではその違いがよくわからなかったのですが、今ならその違いがわかるような気がします。
ベースとギターって共通点は弦楽器ってところくらいなんだって。
ベースとギターのサイズ感
初めてベースを持った時「うわなんだこれ!でっか!」と思ったのを覚えています。そして初めてエレキギターを持った時「うわなんだこれ!ちっさ!」となりました。
そう、ギターとベースって一回り以上サイズに差があります。それ以上に戸惑ったのがフレットの間隔の差。
比べればわかるのですがフレット間隔がギターとベースでは全然違うのです!
これにはなんちゃってベーシストも困惑…ベースで3フレットを抑えているつもりだと、ギターで5フレットを押さえているような事がよくありました。
逆にハイフレットだとフレットの間隔が小さすぎてミスが連発。こんな窮屈なポジションがあるのか?!って戸惑いました。
謎のB弦
ベースって普通4弦です。で、スタンダードなチューニングがEADGです。私はこれを“Eat All Day & Go !”(1日中食べて行け!)と覚えていたのですが、ギターは6弦。
そのスタンダードチューニングはEADGBEです。私はこれを“Eat All Day Go to Bed Earlier !”(1日中食べて早めに寝ろ!)と覚えました。
で、実際に弾いてみると4弦目まではしっくりくるのですが、5弦目からがなんか変。
6限は1弦(E弦)のオクターブ上だと思えばいいんですけど、なんか5弦に違和感。で、よくよく見てみると1から4弦までは4度離れているのに5弦だけはなぜか3度しか離れていないんですよね。
1弦〜2弦:E→f→g→A(4度)
2弦〜3弦:A→b→c→D(4度)
3弦〜4弦:D→e→f→G(4度)
4弦〜5弦:G→a→B(3度)
5弦〜6弦:B→c→d→E(4度)
だからメジャーとマイナーの運指が逆になるようで妙な違和感を感じました。
例えばCメジャースケールを試した時、5弦3フレットから始めた時とオクターブ上の3弦5フレットから始めた時に運指が異なる。オクターブ上の同じスケールなのに!
最初は一体どんな設計なんだ?って思いましたけど、B弦があるからこその運指があるんでしょうね。きっとB弦がないとコードの押さえ方も変わってくるはず…だからこれでいいのだ!
弦とか鳴りとか
ギターはベースと比べて小さいだけでなく、弦が細いです。
最初釣り糸のような弦を見て「こんなに細くて切れちゃったりしないの…?」とちょっと不安になりました。
でもそんな不安もすぐなくなりました。ツルツルとした指に伝わる感触が気に入っています。ピックが弦の上を滑っていく感覚も気持ちいいですね!
ちょっと物足りないのがボディの鳴り。ベースで思いっきりかき鳴らすとボディがブルブル振動するんです。この振動がすごく心地よくて「ベース弾いているぜ!」感がいいんですよね。
ギターにはちょっとボディの鳴りが控えめで物足りないですね…
ベーシストもどきがギターを触ってみて
楽しい!&おもしろい!
なんというかベースカバーした曲をギターでやってみるといろいろな発見があっておもしろいです!なんだかルート音ってこういう事だったのね!と言葉にしにくい感覚を日々味わっています。
なにより和音を鳴らす喜びよ!もちろんベースでもパワーコードが弾けますが、ギターのように高い音は出ません。コードがブーンとなった時、ヒトの声では絶対に無理な音をヒトが体現してる!と無駄に感激してしまいます。
ベースのようにぶっとい弦も重みのあるボディもないけれど、ギターも可愛くていい感じですね!