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iPhone11 & apple watch series 5を1日使っての速攻ハンズオンレビュー

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変わったのは素材とカメラだけ?

apple store 丸の内

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右手に見えるのが予約受け取り待機行列

2019年9月20日夜。わたしはapple store丸の内にいました。予約したiPhone11をapple watchを受け取るために。今までiPhoneSEを3年間使用していたのですが、充電が半日持たなくなり、バッテリーも膨らんできていました。「これはもう買い替えどきだ…」ってことで購入に至りました。

同じ理由で3年目のapple watch series5(以下watch5)も購入。散財していきます。

apple store 丸の内の前には30人ほどが行列を作っていました。「当日購入組かな?」と思い入店したものの、予約受け取り組の列だと知らされ、わたしも並ぶ羽目になりました。20分ほど行列に並んで無事受け取り。

購入した後は店内をウロウロしていましたが、iPhone一色の様子でした。

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iPhone11 ProのバナーをiPhoneSEで撮影しました

購入したもの

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真っ白な箱2つ

購入したのはiPhone11とwatch5、あと純正のアクリルケースです。予約無しの当日購入でも色と容量次第では買うことができたようです。アクリルケースはケースのくせに4,500円と強気のお値段。これが純正の力か…

iPhone11のケースもwatch5のケースも真っ白。特にwatch5はよく見ないと、表記がわからないレベルの主張のなさ。箱もどことなくカステラな感じ。

iPhone11

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シンプルなiPhone11の背面

やっぱり気になるのがカメラ。出っ張りがものすごく大きくなっています。保護フィルムを貼ろうとしたら、カタカタと揺れまくって貼りづらかったです。それくらい主張の大きいカメラモジュールとなっています。

iPhoneSEからの機種変更とだけあって、最初はその大きさに驚きました。画面の端に親指が届かない…これはちょっとずつ慣れていくしかないでしょう。

で、肝心のカメラ。「今回のiPhoneのアップグレードは素材とカメラだけ」という印象。でも実際に使ってみたら「このカメラのアップグレードだったら買ってもいいかも」とすら思うようになりました。

その理由がこれ。等倍撮影した時の写真がこれ。撮影場所は品川ロッキー。

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等倍撮影

「ふーん…」みたいな感じでしょうか。特に驚きも新鮮味もないですよね。それで、こちらが超広角撮影の写真。

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超広角撮影

何気なく撮影しようと広角にした瞬間「!!!」と衝撃を受けました。撮影範囲が上下左右にここまで広がるんです。グググッと視野が広がる感覚はかなり驚きますよ。歪みも少なくて大きな違和感もないですよね。

ちなみに最大ズームは5倍。実際にここまでズームすることはないでしょう。画質もお世辞にもいいとは言えません。

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5倍ズーム撮影

動画に関しても同じ。等倍撮影の場合はこれくらいの視野角で撮影ができます。動画を取るために同じ課題を3回登りました。(1回失敗した)

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等倍撮影の動画のスクショ

上下に黒帯が出てるのは動画撮影のスクショだからです。結構狭く感じますね。ボルダリングのスタート・ゴールがギリギリ端っこが映るくらいです。でも広角撮影ならばこれ。

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広角撮影の動画のスクショ

マットも天井もしっかり写っています。これならスタート・ゴールもしっかり写っていますね。ただし画質はちょっと…というのが正直な感想。普通に見ているなら気づきませんが、細かなブロックノイズが乗っているような感じがしました。

スクショからも伝わるでしょうか?動画を再生しているときはあまり気になりませんが、画質だけを言えば等倍の動画のほうが良い画質で撮影できます。

最後にポートレート撮影。これにも驚かされました。思考時間ゼロ秒で撮影した唐揚げの写真がこれ。

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ポートレート撮影

なんにも考えずにパシャっとやったのがこれ。背景のボケ感がいいですね。なんだか唐揚げのお皿もボケているように見えますが、思考時間ゼロ秒でこの質の写真が撮影できるのは驚きですね。

apple watch series 5

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カステラみたいな外箱

watch5は常時点灯とコンパス機能などが新機能となっています。正直マイナーアップデート感は否めません。今まで使っていたのがseries2だったのに真新しい感じはゼロでした。

ただし、ディスプレイは大きく進化しているように見えました。まず何より大型化したディスプレイが見やすく、操作しやすく進化していました。

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大型化したディスプレイ。操作しやすいです。

あとは常時点灯ディスプレイは思った以上に便利です。今までのwatchは手首を返さないと文字盤を点灯させることができませんでしたが、watch5はチラ見ですみます。

常時点灯ディスプレイは想像していたよりもずっと便利に感じます。言ってしまえばただの腕時計の機能をようやく実装したに過ぎませんが、やっとここまで来てくれたかと思います。

あとなにげに便利だと思ったのがハプティックエンジンを搭載したことでデジタルクラウンを回したときにカチカチとした感覚が伝わり、操作感が向上しているように感じました。

今日1日使ってみて

今日丸1日、真新しいiPhone11とwatch5を使ってみました。写真を沢山撮影して、動画を撮った後のバッテリーは52%でした。十分すぎるほどのバッテリーライフですね。watch5の方は42%になっていました。これなら一日バッテリーの心配はなさそうです。

前に使っていたiPhoneSEと比べてポケットの中での存在感は大きく、ポケットが膨らんでいるのが外からでもよくわかります。ホームボタンがないのも正直まだ慣れません。

touch IDに替わるface IDは非常に高速で、iPhone11を使おうと顔の正面に持ってきた瞬間にロックが解除されています。本当に動作してるの?って不安になるくらい高速です。

iPhoneSEより大画面になったのは功罪ありますが、kindleが快適に読めるようになったのは嬉しいですね。大判のコミックスでは解像度不足ですが、小説などの文字ものに関しては十分読めると感じました。kindleをたくさん持ち運べるようになったんだから256GBにしても良かったかもしれません。

今回のiPhoneのアップデートは素材とカメラだけかと思っていましたが、そのカメラの進化が凄まじく、たくさん写真を撮る人なら、そのためだけに購入するのもありなのでは?と思うほどでした。それくらい超広角撮影は衝撃的でした。素材による質感に関しては…うーん…ケースをつければわかんなくなるし、正直どうでもいいかな…

そして今までありがとうiPhoneSE…なんだか君が急に小さくなったように思っちゃったよ…

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世代交代が行われました