薄型軽量、そして装着しやすい
パワーサポートエアジャケット
わたしは長らくiPhoneを利用していますが、その利用期間のうちほとんどをケースも何もつけない状態で利用していました。
もともと小さくて軽く設計されているのに、わざわざ分厚く重くする必要がないと思っていたからです。
とはいえ、iPhoneは高価。できればきれいに使用したいものです。
そこで目をつけたのがパワーサポートのエアジャケットです。
エアジャケットシリーズは初代iPod touchのケースとして使用していたので、およそ10年近くぶりの購入となりました。
当時のエアジャケットは薄いのはいいのですが、いかんせん固くて割れやすく扱いが難しいという製品でした。
10年近くの時が流れ、新しく購入したエアジャケットは薄さと軽さはそのままに割れにくい柔軟な素材となって帰ってきました。
見た目の変化もほとんどなく、iPhoneをまるで裸で使っているような感覚ですので、準裸族な運用か可能ですよ。
iPhoneの装着感
エアジャケットをつけたiPhone12 miniはこのような見た目となりました。
カメラ周りが若干高くなっているのでケースが付いている感はあるのですが、そこ以外はほとんど何もついていないかのうようです。
透明感も高く、ケースを装着しているような見た目ではありません。
音量ボタンやスピーカーの周りの処理も丁寧でiPhoneをぐるりと保護してくれます。
スピーカーの穴は1つ1つきれいにくり抜かれています。
他にも液晶を保護するためにわずかに縁取りが高くなっています。
これでiPhoneを伏せた状態で机などにおいたとしても液晶が直接なにかに触れることはありません。
握った感覚は若干のグリップを感じます。
普通のレザーケースほどのグリップは感じませんが、裸で使うほどツルツルしませんので落下防止にも一定の効果はあると思いました。
進化した装着感
これまでのエアージャケットといえば薄くて軽いけれどカチカチの材質で簡単に割れてしまうことがしばしばでした。
落下とかのときではなく、ケースを装着するときや清掃のために外すときに簡単にパキリと割れてしまうのです。
今回のエアージャケットはトライタンという新素材を導入しており、透明度と柔軟性を実現しています。
やや粘りのある質感となっており、着脱もかなり楽になりました。
また、傷の自己修復機能もあり、軽度な傷なら修復されるとのこと。
この傷の自己修復機能はフィルムなどによくありますが、実際の効果はまだ感じることは出来ていません。
ちょっと残念な点
エアージャケットは透明度が高いのでケースと本体の間に入り込んだホコリやゴミがよく目立ちます。
カメラ周りや音量調整ボタンのあたりは空いているのでポケットの出し入れでどんどんホコリが溜まっていき、汚い見た目になってしまいました。
いくらケースがきれいとはいえ、こんなふうに汚れてしまえば台無し。
ケースを一度外して掃除しなければいけません。
また、カメラを保護するためにカメラ周辺がぐるりと盛り上がっているので平らなところに置くと若干ぐらつきます。
裸のときと比べるとぐらつきはかなり減りますが、気になる人は多いかと思います。
ほとんどの人が気にならかいかと思うのですが、エアージャケットの背面には干渉シワを防ぐために小さなドットがついています。
これで見た目が大きく変化するというわけではないのですが、リンゴマークに点々が写ってしまうので、元のデザインが好きな人なら素直に裸で使いましょう。
最後にやっぱり外しやすくなったとはいえ、他のケースと比べると外すのはやや難儀します。
もちろん薄型軽量ということだけあって落下耐性はほとんどないかと思いますので、今までの人生で何度もスマホを落っことしてきたって人は落下耐性のある頑丈なケースをおすすめします。
もともとのデザインが活きるエアージャケット
わたしはもともとiPhoneSE(初代)のサイズの大きさのスマホが好きでした。
2020年に発売されたiPhone12 miniはまさにわたしが求めていたスマホでした。
そんなスマホを大きく、重たくせず使うにはこういうケースがぴったりです。
裸で使うのにはちょっと抵抗があるけれど、仰々しいケースはつけたくないって人にはこのエアジャケットがぴったりです。