オリジナルなSwitchを作りましょう!
外装シェルの交換とは?
品薄が続くSwitchで、最も手に入りやすいのがネオンカラー。
わたしはもともとグレーが欲しかったのですが、当選確率を考えてネオンカラーに抽選申し込みを1ヶ月ほど続けたところ、ようやく購入。
届いたのはネオンカラーのSwitch。
これはこれで慣れるかな…と思いきや、数週間経っても目の端にチラと映るヴィヴィッドなJoy-Conがどうしても気になり外装シェルの交換を決意。
グレーのJoy-Conが廃盤になってしまってどうしても外装シェルの交換が必要だったわけです。
実装難易度はそこそこに高めななので最悪Joy-Conを壊してしまってもいいという覚悟を持ちましょう。
また、この記事を参考にしてSwitchやJoy-Conを壊してしまっても一切の責任は持ちかねませんので予め了解の上で外装シェル交換を実施してください。
また、たとえ保証期間内であってもメーカーの保証を受けられなくなることも理解しておいてください。
必要な道具
最も大事なのが道具。
SwitchやJoy-Conには特殊なY字ネジが使われていますのでドライバーも同様にY字ドライバーが必要です。
ジョイスティックと一緒にセットになっているような、おまけ品質のドライバーはかなりの確率で低品質ですので、安心を買うと思ってY字ドライバーは高品質なものを購入しておきましょう。
わたしが購入したのはこのY字ドライバー。
一度もネジを舐めることなく、分解が可能でした。
ジョイスティックの交換部品に付いてきた、おまけ品質のドライバーは本体のネジを一度も噛むことなく舐めがちだったので、速攻で捨てました。
一度ネジを舐めてしまうと分解も組み立てもできなくなってしまうので、ドライバーだけはこだわってください。
次に必要なのが小型のプラスドライバー。
わたしは以前iPhoneのバッテリー交換のときに購入したプラスドライバーを流用しましたが、かなり細いものでないと失敗します。
こういう色々な精密ドライバーやピンセット・スパッチャーが一緒になっているセットを購入しておけば、すべて事足りるかもしれません。
また、絶対に必要なのがピンセットです。
ケーブルリボンなどはとても細く、指先で外すことはまず不可能です。
わたしは主に先端が曲がったものを利用しました。
先端がまっすぐのものでも大丈夫ですので、家にあるピンセットでも大丈夫でしょう。
最後にあれば便利ってのがスパッチャーと呼ばれるヘラのような道具。
これでJoy-Conの外装を分離させる時などに使用します。
Joy-Conのジョイスティック交換キットなどに付属しています。
ギターピックのようなスパッチャーはZLボタンを分解するときに非常に便利でした。
色々とセットになっていたのでこのジョイスティック交換キットを買いましたが、結局使えたのはピンセットとスパッチャーだけだったので、交換だけならドライバーとピンセットを購入したほうが安く上がるかもしれません。
外装シェルも買おう!
道具がそろったら一緒に外装シェルも購入しましょう。
Joy-Conだけの外装シェルセットやSwitch本体とJoy-Conの外装シェルセットもAmazonなどで販売されています。
わたしが購入したのはSwitch本体とJoy-Conの外装シェルのセットのものを購入しました。
わたしが購入したみたいにクリアスケルトンのパターンやグレースケルトン、ホワイトパターン等があるので色々と悩んでみてください。
ちなみによく見てみるとABXYボタンの配色がセットによって微妙に違うので気をつけてください。
外装シェル交換方法解説動画
実際に写真を見ながら交換するのもいいですが、わたしの場合は動画を見ながら外装シェルを交換しました。
まず、手始めにSwitch本体の外装シェルを交換しましょう。
Y字ドライバーの使い方はネジを舐めないように押す力70%・回す力30%のつもりでネジを緩めていきます。
本体の外装シェルの交換方法は下記動画を参考にしました。
最初の10分程度が本体の外装シェルの交換方法について紹介されているので参考になります。
本体の外装シェルの交換はケーブル類を外したり付けたりする工程がないため、ドライバーだけですべての作業が完了します。
なお、上記動画で触れられていませんでしたが、本体外装シェルの交換のときは念の為本体の電源をオフにしておきましょう。
次にJoy-Conの外装シェルの交換です。こちらは本体の外装シェルの交換と比べて格段に難易度が高いため気合を入れていきましょう。
どれだけの工程を踏むのか、下記の最初から最後まで見てみることをおすすめします。
もし動画を見て「自身がないな…」と思うのでしたら無理せずスキンシールなどで別の方法を検討してみてください。
上記の動画は倍速や早回しが一切使われていないため、実際の作業をじっくりと見ることが出来ます。
動画の撮影者さんは何度も外装シェル交換を行ったことがあるらしく、かなり手慣れていますのであっという間に作業を進めていきますので一時停止と巻き戻りを利用しながら作業しました。
全体で90分ほどの時間がかかりましたが、バッチリ動作するスケルトンなJoy-Conに改造することが出来ました!
外装シェル交換以外の選択肢
外装シェル交換のハードルが高い…って人はスキンシールなどを試してみるのもありでしょう。
LボタンやRボタンの周りなどはもともとのJoy-Con色が出てしまいますが、見た目を大きく買えるのに一役買います。
シールの種類も交換用の外装シェルより豊富ですので手軽にSwitchの見た目を変えたいならスキンシールも良い選択肢でしょう。
やるなら自己責任で!
最初にも書きましたが、SwitchやJoy-Conの外装シェル交換は最悪Joy-Conを壊してしまったり、保証対象外となってしまいますので、くれぐれも人のせいにしないように気をつけてください。
外装シェルの交換作業は、ちゃんと組み上がるのかすごく不安に思いながらの作業でした。
とはいえ出来上がったSwitchには満足のいく仕上がりとなりました。
相応のリスクとリターンはあることを理解して外装シェル交換にチャレンジしてみてくださいね!