ジャグリングとお手玉って何が違うの?ってジャグリングをやっていた時によく聞かれました。基本的には使っているボール以外に差は無いのですが、強いて言えば基本の技が違うんです。日本のお手玉の基本技、それがシャワーなのです。
ジャグリングの基本技=カスケード
ジャグリングの基本技ってもちろんカスケードですよね。で、お手玉の基本技はシャワーなのです。
シャワーの軌道は左右非対称なので最初のうちは難しいかもしれません。投げ上げる腕とボールを受け止める腕の2つに役割分担されるので、最初のうちは混乱するかもしれません。
でも大丈夫!ゆっくり順を追って練習していけばシャワーもマスターできますよ!
お手玉の基本のシャワーって?
まずはシャワーの動きを確認してみましょう。なかなかパシパシと忙しい動きですね。ここで注目すべきは右手と左手の動きの違いですね。
左手はトス、右手はパスと全く違う動きをしていますよね。特に右手はジャグリングでは珍しい投げ下げるという動きをしています。これがシャワーの難しい所以かもしれませんね。
では一つずつ噛み砕いてシャワーの練習をしていきましょう!
やっぱりボールは2つから!
シャワーは左右非対称のトリックなので取っ付きづらいところですね。まずはボール2つで練習してみましょう。
ボール2つなら余裕を持って練習できますよね。右利きなら左手がトス、右手がパスがおすすめです。もちろん両手でマスターしたいので、ボール2つのときから両周りが出来るようになりましょうね!
シャワーのコツはタメです。ボールが落ちてくる瞬間にパスとトスを同時に行う瞬発力とタイミングをギリギリまで待つ姿勢がパシパシというリズムを生み出します。
シャワーをやっているジャグラーのリズムからしたら「ンパッ、ンパッ」って感じです。ンでパス。パッでトスのリズム感です。
ハーフ・シャワーとは別物!
以前紹介したオーバー・ザ・トップを覚えているでしょうか?その派生トリックにハーフ・シャワーがありましたよね。名前は似ていますが全くの別のトリックです。
ハーフ・シャワーはカスケードのリズムでジャグリングできますが、シャワーは全くリズムが異なります。その分両手を動かすタイミングが異なるので、ハーフ・シャワーとは全くの別物として考えましょう。
なお、ハーフ・シャワーの方が簡単です。全く別のトリックなのでハーフ・シャワーが出来るからシャワーが出来るってわけにはなりませんのでご注意を。
やっぱり両手でマスターしよう!
シャワーはちょっと難しめのトリックですが基本のトリックです。やっぱり今後のトリックに派生していきます。見栄えが良いのがボックスというトリックです。
シーソーとも呼ばれるトリックですが、このトリックは両手でシャワーをすることで完成するトリックです。
他にもジャグラー憧れの5ボールカスケードの基礎となるトリックなのです。というのも5ボールカスケードとシャワーのトスの高さが同じなのです。
つまりシャワーを練習することで5ボールの練習にもつながるんです!
シャワーってちょっと取っ付きづらいトリックでもあるのですが、避けていたら後々後悔するトリックですので、是非練習してみてくださいね!