ランナーズハイ。走っていたら「あれ?俺この速度でどこまでも行けるんじゃね?!いや、行ける!」と感じて走ること自体がが気持ちよくなるらしいこの現象。私は一度も経験したことがありません。でも、フルマラソンをやっているとハイになれるそうなんです!しかも複数回!
ランナーズハイって?
範馬勇次郎が言っていたんですが、優秀なアスリートは苦痛をエンドルフィによって快感に変換してしまうらしいのです。つまり、走っている事自体が気持ちよくなってくるとのこと。なにそれすごい。
しかも長距離走っているとランナーズハイになれると聞いたので、フルマラソン中にハイになれるんじゃない?ってわくわくしていました。でもランナーズハイのなり方が分からない…
でも、幸運にも私にはランナーズハイを何度も経験しているランナー先輩がいたのです!
ランナーズハイになるには
ランナーの先輩に聞きました。
ぼく「ぼくってランナーズハイ未経験なんですけど、どうやったらハイになれますかね?」
先輩「お前10km走れる?」
ぼく「はい」
先輩「じゃあ10km走る時は8kmゴールだと思って全力で走れ。そうすると残りの2kmはハイになれる」
ぼく「何だ超簡単じゃん!」(わかりました!)
実際にやってみた
8kmなんて普通に走っても35分はかかるところを死に物狂いで30分で走り抜けました。で、残りの2kmはと言うと…
普通に歩いたよね。
いやいや、脇腹も足の裏も痛いしランナーズハイどころじゃなかったよね。ゼーハー言いながら「こ…これが…ランナーズハイぃぃ…?」膝をガクガク言わせながらお家まで帰りました。
次の日
ぼく「先輩!8kmまで全力で走ってもハイにならなかったんですけど!」
先輩「じゃぁ距離が足りねぇんだわ。フルマラソンだと何度かハイになるからその時にペース上げすぎるなよ。最後に失速するから」
ぼく「ほんとすかぁ?」
先輩「マジだって。フルだとハイの時にペース上げすぎて歩くやつが結構いるんだから」
先輩の言葉には嘘はなさそうでした。また色々調べたら集団で走っている時にランナーズハイになりやすいらしい。周りがハイな人達に囲まれるとハイになれるのか。なるほど理にかなっている。
フルマラソンやった結果
いや、ランナーズハイこなかったよね。一度たりとも来なかったよね。
42.195kmずっと苦しかったよね。
ぼく「先輩!先輩!!一度もランナーズハイ来なかったんですけど!」
先輩「じゃぁウルトラ(100km)走ってみたら?追い込みが足りんのじゃん?」
ぼく「えぇ…」
ランナーズハイを経験出来ていない人は結構いるらしく、ブロクを購読させてもらっている甘夏ソース氏でも似たようなことが書かれていました。
思うに、ランナーズハイになれない・ならない人って防衛本能がしっかりしているんじゃないかと思うんです。「これ以上ペースを上げると死んじゃう!」って事がわかっているから生体的にハイになれないんじゃないかと…
また今度フルマラソンに参加する時はぜひとも灰になってもいいからランナーズハイになってみたいなぁ