長距離ランには必須
靴紐がほどけちゃう!
長距離ランでイライラするのが靴紐が解けてしまうこと。結ぶためにいちいち立ち止まらないとだめってことですよね。自己ベストを狙っているときなんかは靴紐を結ぶタイムロスが重くのしかかってきます。
こういった靴紐にまつわるストレスを一気に解決できる靴紐の結び方があります。私はこの靴紐の結び方をしてフルマラソンを何度か走っていますが、一度も靴紐がほどけたことがありません。
もちろん100%靴紐が解けないことを保証することはできませんが、普通にちょうちょ結びするよりも、ずっとほどけにくいことは自信を持っておすすめできます!
それでは早速靴紐の結び方を見ていきましょう!
使うのはこの靴紐の穴にあり!
靴紐がほどけないように結ぶコツはこの一番上の靴紐の穴にあります!ほとんどすべてのランニングシューズについている穴ですけど、使っている人はあんまり居ないのではないでしょうか?
靴紐がほどけないように結ぶにはこの一番上の穴を使う必要があります。まずは普通に靴を履いてみましょう。まだ靴紐は結びません。普通ならこの状態から靴紐を結び始めますけど、ほどけにくくするには一工夫が必要です。
次にこのように靴紐でループを作ります。
このループをどんなふうに作るのかって言うとこんなふうに作ります。
外側から靴の内側に向けてループをつくる感じです。このループを作ったらこんなふうな形になります。
このループがほどけにくくするための鍵となります。ここからちょっとだけ注意が必要です。靴紐の先を左右交互になるようにループの中に通します。するとこういうふうになります。
このまま靴紐をギュッと縛るとループの部分が靴紐を締め付けるような形になるのでほどけにくくなります!クローズアップしてみるとこんな感じ。
先程作ったループが靴紐を押さえつけているのがわかるでしょうか?後はこのまま靴紐を結ぶだけです。完成品はこんな風になります。
靴紐がちょっとだけ短くなって結びにくくなるかもしれませんが、十分に結べる長さです。しかも足首までのフィット感が得られてランのパフォーマンスだって上がりますよ!
もうひと押し! イアンノット
実は上の写真はちょうちょ結びをしていません。というか私は正しいちょうちょ結びができなかったりします。ちょうちょ結びの代わりに使っているのがイアンノットという結び方です。
動画の解説はこちらからどうぞ。英語ですが、わかりやすいですよ。
このイアンノットではちょうちょ結びよりも高速に、しかも強力に靴紐を結ぶことができます。上記のループでの締め付けに加えてこのイアンノットをしておけばよほどのことが無い限りランニング中に靴紐が解けてイラつくってことはなくなりますよ!
ちなみに僕はこんなふうに結び目が足のやや外側に来るように結ぶのが好みです(写真ではかなり外側になっていますが…)。足首に靴紐が当たらなくていいですし、ループの真上で靴紐を締めることができるので更にほどけにくくなる気がします。
ランニングのイライラにさようなら!
靴紐ループによる締め付けとイアンノットによる結び方をしていれば、ランニング中に靴紐がほどけることがかなり減ります。靴紐が解けてしまうと結び直すのにタイムロスが発生しますし、靴紐を踏んで転倒なんてことにもなります。
ループを作るときはちょっとめんどくさかったりしますが、走っているときのイライラから開放されるので、今度はしるときはぜひこのループ結びを試してみてくださいね!あとイアンノットもマスターしましょう!