Shureとかのイヤーチップってウレタンがヘタってくると交換できる。
イヤーチップって耳の中に入れるゴムっぽい素材でできていて外からの音をシャットアウトする働きを持ってる。
今まではサードパーティーのウレタンイヤーチップを使ってたけど、ちょっとした気まぐれで3つキノコが重なったみたいな変なイヤーチップを見つけたので買ってみた。
3連キノコはちょっと手間がかかる
今回、僕が買ったイヤーチップはこれ。
3つセットで1,400円だった。ウレタン製のものと比べてみるとちょっと安い。
トップの画像でもわかるかもだけど、3つきのこが重なったみたいな形をしている。
大きさは小指のツメくらいの大きさ。ころころしてて手触りは良い。
古いイヤーチップをイヤホンを壊さないように注意して取り外してみる。
3連キノコは全体がゴムっぽい作りになっているので、すんなりと装着させることができた。
で、早速試聴じゃーいって耳に突っ込んでみて音楽を聞こうとしたんだけど、耳の奥深くにてっぺんのキノコが突き刺さって超痛い。
これは音楽聞く以前の問題じゃん。買い物失敗したかよ。とか思った。
でもamazonのレビューを読んでみると、3連キノコはハサミで茎を切ったり、一番先のキノコを切り落としたりして調整するらしい。
早速調整に取り掛かった。
3連キノコの調整の仕方
僕の場合、無調整の3連キノコを耳に入れてみたら耳の奥が痛くなった。
そういう人はキノコの茎部分、石づきを切り落とすと良いらしい。
早速カットじゃーい!
材質がゴムっぽいので切ると茎部分がどっかに飛んでいってしまうので注意。
耳の奥が痛いんだから先っぽのキノコを切り落せばいんじゃね?って思うかもだけど、このキノコが遮音の重要な役割を持っているからできるだけ切り落とさないほうが良い。
茎を切ってみてまだ耳の奥が痛いんなら切り落としても良いんじゃないかな。
他にも無調整のキノコだと痛みがでることがある。
耳の入口が痛いんなら一番大きなキノコの縁をカットして真ん中のキノコと同じ大きさくらいにしてあげると痛みが小さくなる。
この場合、キノコの縁が小さくなって、耳の奥までイヤーチップが入り込むので茎を切って長さを調整しよう。
まとめるとこんな感じ
- 耳の奥が痛い→根本の茎をカット。それでも痛ければてっぺんのキノコをカット
- 耳の入口が痛い→一番大きなキノコの縁をカット。茎も少し短くしたほうが良い
最初は結構、異物感っていうか引っかかりがあって不快かもしれないけど、1日か2日つけていれば徐々にイヤーチップが耳の形に変形してくるので最初から小さめにしてしまうと遮音性が低下してしまうかも。
3連キノコは遮音性抜群!
3連キノコって見た目はちょっとユニークだけど、その機能っていうか性能っていうかはスゴイ。
僕が使っているShure 215はノイズキャンセリング機能はついていないけど、3連キノコにしてから外音がほとんど聞こえなくなった。
救急車のサイレンとかだと流石に聞こえるけど、普通に走る車の音くらいなら注意しないと聞こえないレベルにまで静音化する。
喫茶店とかだともっとスゴイよ。隣で大声でおしゃべりさていても全く聞こえなくなる。
これで無理してEDMとか聞かずに好きな音楽を楽しむことができるね。
聞こえなくなりすぎて散歩する時に3連キノコを装備していると思わぬ事故やケガを招くかもだから座って作業する時だけにしたほうが良いと思うよ。ほんとに。
3連キノコの遮音性の秘密はこの柔軟性だ!
3連キノコって使っている内にだんだんと形を耳の内部の形にあわせて変化していく。
ちょっと汚いけど3ヶ月使った3連キノコと新品のキノコを比較してみよう。
汚れちゃっているけど、スゴイ変形しているのがわかると思う。
このキノコの変形が外からの音を完全に遮断してくれてるんだろう。
ただ3ヶ月以上使ってると遮音性が劣化してくる。
耳から抜けやすくなったり、外の音がはっきり聞こえてくるようになるから3ヶ月をめどに交換したほうがいい。
あと、ケースに入れて持ち運ぶときとか重たいものの下敷きになるとキノコがぺしゃんこに変形してしまうかも知れないから注意が必要だね。
もし今のイヤーチップがヘタってきたっていうんなら3連キノコのイヤーチップを試してみてはどうかな?
イヤホンもキノコっぽくなってかわいいよ。