街でよく見る四角いアイツ
The North Face Shuttle Day Pack
ビジネスバッグの火付け役とも言える、このバックパック。通勤・通学中には1日に1回は見かけるビジネスバックパックです。
今まではBlack DiamondのCreek Mandateを使っていたのですが、あまりにも傷つきやすいバックパネルに嫌気が差して半年ほどで使うのをやめてしまいました。
良いバッグではあるのですが、そこだけは残念です…
そこで新しくShuttle Day Packを購入し数ヶ月使っているのですが、今の所はうまくやってくれています。
オンオフともに普段遣いできるバックパックを探していて結局行き着いたのが、良く見かけるこのバッグでした。
ポケット多数で収納上手
Shuttle Day Packの一番のいいところはポケットがたくさんある収納部分と仕切りが無い大きな収納部分に分かれているところです。
散らばりやすい小物はポケットがたくさんあるエリアにまとめて、着替えやランニングシューズなどのかさばる荷物は仕切りのない大きなエリアに収納できるのです。
ポケットがたくさんついている収納はバッグの上下に配置されています。
上部にはメッシュポケットと小さめの伸縮性のあるナイロンポケットが付いています。
ポケットには少しだけ幅があるので手帳や文庫などをそのまま入れることも出来ます。
最も手が届きやすい部分なので財布や定期入れを入れておくのに便利です。
下部にはやや大きめの収納があります。伸縮性のあるポケットが縦に3列並んでいてそれぞれに小物を収納することが出来ます。
それぞれのポケットは大きさがやや異なり、両端が大きく、中央が小さめになっています。
中央にはペンなどを入れることを想定しているのかもしれませんが、やや太めでした。
ノートPC・タブレットも一緒に持ち運べる
このShuttle DayPackにはPCバッグとしても優秀です。PCが傷つかないようにふわふわの素材で出来たポケットはスリーブケース無しで気軽にPCを放り込むことが出来ます。
更にタブレット用のスリーブも有り、デバイス同士が干渉しないように出来ています。
このスペースは書類の持ち運びスペースにもなっていて、A4サイズの書類を皺にならずに持ち運ぶことが出来ます。
書類やPCのアイコンが可愛らしいですね。
最後にこのポケットのジッパーは防水仕様になっていて、軽い雨なら水の侵入を防いでくれそうです。
ただし、バッグの生地自体は防水性がめちゃくちゃ強いって感じではないので、大雨のときには使用しなほうがいいでしょう。
バッグが背中と接するところは背中にフィットするような形になっています。
ショルダーハーネスも方に肩に自然とフィットしますので、ノートPCとタブレットを入れていても体の負担にはなりにくいでしょう。
最大の弱点は型崩れ
ここまでべた褒めですが、このバッグには最大の弱点があります。
それが型崩れです。
バッグの上辺のあたりがクタッと崩れてしまうのです。これは本当にいただけない
ここが型くずれしてしまうと上のポケットのジッパーが非常に開けづらくなり、利便性がガタ落ちしてしまいます。
しかもこの型崩れ、荷物を入れていても入れていなくても発生してしまいます。
長く使っていると型崩れがバッグのクセとなって余計開けにくくなってしまうことでしょう。
個人的には木材やアクリル板を接着して無理矢理にでも型崩れを防げないか検討しているところです。
売れているのにはわけがある
試しにボルダリングに行くときの装備を収納してみました。
財布やキーケースとメモ帳、ハンドクリームなどの小物、クライミングシューズとチョークバッグに加え、クライミング用の着替えも十分入ります。
購入前までは、使っている人が多いからなんとなく敬遠していましたが、実際に使ってみると売れているわけがわかりました。
ポケットの多さや大きな収納スペースの組み合わせが絶妙で小物や衣類を散らばらずに収納することができるから売れるんですね。
仕事帰りにトレーニングジムやボルダリングジムに行くときも十分な荷物を収納することが出来ますし、男性の3泊程度の旅行ならばこのバッグ1つでも十分こなせるでしょう。
普段はこんなに荷物を持ち運ばないよ!って人は一回り小さいスリムモデルがあります。メインの収納が省略されているモデルになっています。
ちなみにわたしが購入したのはバッグに使われている素材が軽量で強度の高いものになっています。
非常に微妙な違いですが、素材の模様がうっすら見えて気に入っています。
荷物が多くて小物が散らばりがち…って人はこのバッグが強力な選択肢になると思いますよ!