990円でも充実の収納性。シンプルさもとても良い。
無印良品のサコッシュ
Image:撥水サコッシュ黒 通販 | 無印良品
もともとは自転車のレース中に補給食やボトルを入れるのに使われていたサコッシュ。そのシンプルな形と使いやすさで、様々なメーカーから発売されています。
私もショルダーバッグで出かけるにしては荷物が少ないな…ってときに使えそうだってことでいろんなサコッシュを探していたのですが、無印良品のサコッシュがしっくり来ました。ちなみに私が使っていたショルダーバッグはこれでした。
一方の無印のサコッシュはカラーバリエーションも豊富で軽量・撥水素材。何より価格が消費税込みで990円ってのに非常に魅力を感じました。作りはさほど凝ってはいませんができの悪さは感じません。収納スペースは一つだけで、外ポケットも内ポケットもありません。マチもほとんどなくて必要最低限のものを持ち運ぶ目的にしか使えません。
言うなれば追加するポケットくらいの感覚です。そんな無印良品のサコッシュを詳しく見ていきます。
薄マチの収納力は?
先にも書きましたが、このサコッシュのマチは殆どありません。厚みのある本や長財布は入りません。
実際に詰め込めるだけ詰め込んだときの荷物がこちらです。薄マチの割には思ったより入っていると思いませんか?
入っているのはA5のノート、iPad mini(純正カバー付き)、kindle Paper White、iPhone Plusサイズのスマホ、キーケース、ミニ財布、そしてボールペンです。これだけ入れても若干の余裕を持っています。でもこれらを詰め込むとギッチギチでパンパンになるので実際に使用する時はもっと荷物を減らしておくことをおすすめします。そのほうがサコッシュの形もスッキリとしてかっこいいです。
現実的にこれくらいかな?ってのがiPad miniまたはKindleに加えて財布、キーケース、モバイルバッテリー、手帳くらいですね。このくらいならサコッシュが無様に膨れずにスッキリとした形を保つことができます。
実際にサコッシュを利用する時はリュックやメインバッグに加えて貴重品を取り出しやすいところにおいておきたいときなどに使用するとちょうど良いでしょう。
ここが微妙…
シンプルなため、そこまで気になるところはありません。容量が小さい!ってのはサコッシュの性質上、文句をいうのはお門違いな気がしますし。
微妙なところといえばジッパーの若干動きが悪いってところですかね。もっとスムーズに動いてほしいです。荷物が少ないとジッパーの引手に引きずられてサコッシュ本体がズルズルと動いてしまいます。
それを見越してか、サコッシュ本体にプルタブみたいなものがついているのですが、あまり便利とは言えません。正直付けなくても良かった感はあります。
また、素材自体は撥水なのですがジッパーは普通のものですし、ジッパーの部分に隙間が出来ますので水濡れには弱いでしょう。
お出かけしたくなるサコッシュ
手放しで絶賛することは出来ませんでしたが、990円でこの品質は十分満足できるものでした。こいつに何を入れてどこへ行こう?って楽しくなります。
サコッシュとして使わずとも、ストラップを外してバッグインバッグとして使うことも出来ます。大きめのバッグの中に貴重品入れとして使って、ちょっとお昼休みにお出かけってときに身軽にお出かけできるのは良い使い方だと思いますよ。
なお、無印のサコッシュの生地は分厚く重いので、本格的な山登りにはもっと軽量で小分けのポケットがあるものをおすすめします。餅は餅屋ってだけあって山は山屋。山登りには少しでも軽い装備のほうが絶対に有利でしょう。登山用品店で下記のサコッシュを触ったのですが、本当に軽量です。重量わずかの40g!単三電池2本分より軽量です。その分価格はお高くなっていますが…
荷物が多い人には向きませんが、必要最低限の荷物を入れて気軽にお出かけするのにもってこいのタウンユースにぴったりなサコッシュでした。
Image:撥水サコッシュ黒 通販 | 無印良品