言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

日本で一番レアな動物のキーウィを天王寺動物園で見てきた!

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いるのは日本に1羽だけ!

日本で一番レアな鳥、キーウィ

日本で一番珍しい動物とは何でしょうか?普通に考えたらパンダ?コアラ?

いいえ、キーウィです。

 

パンダは上野動物園、アドベンチャーワールド、王子動物園で飼育されています。

頭数もそこそこ豊富です。

コアラに至っては国内で7つの動物園で飼育されています。

これでレアかと言われたら微妙と言わざるをえません。

 

ですが、キーウィは超レア。

国内で飼育されているのは大阪の天王寺動物園だけ。

しかも国内にたった1羽だけ。

 

このことを知ったのは1年以上前に読んだこの本だったのですが、そのことがずっと心に残っていました。

「天王寺動物園まで行ってキーウィがどんなものか実際に見てみたい…」と思うようになりました。

だんだんとその気持が強くなり、ついに先日キーウィを見てきました!

キーウィという鳥について

キーウィという鳥はニュージーランドにしかいません。そのためニュージーランドの国鳥にもなっています。

ダチョウやエミューと同じ飛べない鳥の仲間で一番小さなサイズをしています。

なお、キーウィという名前は鳴き声から名付けられたと言います。

 

ダチョウなどのしっかりとした脚とほっそりとしたクチバシが見た目の特徴です。

細いクチバシを地面に突き刺して地面の中にいる虫を探します。

夜行性で目はあまり良くなく、嗅覚に頼って食べ物を探します。

 

ちなみにキーウィは自分の1/4ほどの大きさの卵を生みます。

これはキーウィの祖先はもともとダチョウのような大型だったのですが、卵の大きさは変わらずに体のサイズだけが小さく進化したためだと推測されています。

 

さて、座学はこれくらいにしてキーウィに会いに行きましょう!

キーウィがいる天王寺動物園

わたしが天王寺動物園を訪れたのは10月22日。

そう天皇陛下が即位された日だったので入園料は無料

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開店ダッシュしたらガラッガラ

10時前に入園したときはあまり混雑していなかったのですが、12時ごろにはかなり混雑してきていました。

 

天王寺動物園は様々な動物がいる魅力的な動物園です。

でも、わたしはキーウィが見られれば満足なのでとっととキーウィがいる場所を探します。

ですがどこにもキーウィの展示情報がありません。

 

マップを見ると鳥の楽園というエリアがある様子。ここか?

直行してみると広大な展示室の中に放し飼いになっている鳥たちがいました。

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広大な飼育空間。キジがレアキャラらしいです。

…うん、絶対にここじゃない。
仮にここに居たとしても絶対に見つけられない自信がある。

というか、カモやサギなどの普通にそのへんで見る鳥たちがくつろいでいました。

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公園でも見ることができる鳥がいます。

コレはコレでかわいい…

 

鳥の楽園から出てみると、キーウィのシルエットが描かれている案内板を発見しました。

案内板の写真も撮るのを忘れてキーウィの場所に直行します。

 

キーウィがいる場所がここ。

「夜行性動物舎」

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雰囲気のある街灯がいい味出してます。

一瞬トイレかと思うくらい地味な入り口ですので見逃さないように。

 

内部は薄暗くなっていて目を慣らさないと、どこに動物がいるのかわからないくらいです。

入り口すぐ横のコウモリの群れをよそ目に血眼でキーウィを探します。

キーウィはどこだ!?

 

水槽のように区切られた展示室の中でひときわ大きな展示室を見つけます。いた!

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ひとりぼっちのキーウィ

キーウィだ!キーウィいた!!

こちらにお尻をむけていて、最初はタワシかと思いました。

 

大きさはバレーボールくらいで体型は本当にまんまる。

羽は退化していて外から見ても全くわかりません。

写真ではそこそこ明るく写っていますが、肉眼ではほとんど何も見えないくらいに真っ暗です。

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餌を探すキーウィ

何やら地面にくちばしをプスプスと突き刺して餌を探しているようでした。

お尻をこちらに向けていて、一度もこっちを見てくれません。

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一心不乱に餌を探すキーウィ

別アングルから写真が取れないかな…と思っていると突然キーウィが鳴き始めました!

首を上に大きく振りながら「キーゥ!キーゥ!」と鳴き始めたのです。

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一羽で鳴くキーウィ

コレにはちょっと感動。

もともとキーウィという名前もこのキーゥという鳴き声から名付けられたものなのです。

そうか、この声からキーウィと名がついたのか…

としみじみと、その声を聞きます。

www.youtube.com

 

そうか、お前はひとりぼっち…友達は遠く南半球にしかいないもんね…

ちょっと感傷的にすらなります。

 

それからしばらくキーウィを堪能したあと夜行性動物舎をあとにします。

外に出てみると日光が目に染みました。

最後の最後でもキーウィがお見送りしてくれました。

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看板になって見送るキーウィ

天王寺動物園 コアラ編

天王寺動物園には、ほんの数週間前までアークというコアラが1匹だけいました。

ですが、繁殖のため英国に渡ってしまったとのこと。

ユーカリの調達にもお金がかかっていたというのも理由だといいます。

 

コアラがいなくなった展示室はガランとして寂しい空気が満ちていました。

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空っぽの展示室でも電気は付いていました。

天王寺動物園 アジアゾウ編

天王寺動物園には、昨年までラニー博子というアジアゾウがいました。享年48歳だったといいます。

 

今、天王寺動物園にはゾウがいません。

ゾウのような大型の動物を飼育するための施設や展示するスペースは広大です。

そんな大きな展示スペースには雑草が生え始め、主を亡くした部屋のように感じます

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ぞうのいないどうぶつえん

写真中央に見えるあべのハルカスによって、この動物園が都会のど真ん中にあることを知らしめてくれます。

天王寺動物園、おすすめ。

帰りの新幹線の時間が迫っていたので、ささっと回るだけでしたが、じっくりと時間をかけて回るのが本来の楽しみ方。

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No.3とNo.8がいない動物園

時間の都合で爬虫類ゾーンは回ることができなかったので、次回はじっくりと練り歩きたいと思います。

キーウィの他にもドリルという猿も日本では天王寺動物園でしか見ることができないそうです。

確かに居たには居たのですが、あまりにも普通に展示されていたので、そんなレアキャラだとは知りませんでした。

 

難波からもたった2駅ですし、歩こうと思えば余裕で歩ける距離の動物園。

動物園をでたら、通天閣や新世界の飲み屋にも直行できます。

 

府民の人でも、そうじゃなくても、天王寺動物園はたった500円で1日楽しめる動物園ですよ。