Kindle Unlimitedが8月に日本に上陸して早速加入してみました。
上陸当時は大盤振る舞いな感じで豪華なラインナップでしたが、出版社へのマージンの支払いがAmazonが想定していたよりも高額になり、急遽ラインナップを削減するうという、なんともマヌケなスタートとなりました。
そんなKindle Unlimited加入と同時につい買ってしまったKindle PaperWhiteですが、使い始めて2ヶ月たったのでレビューしていきます。
Kindle Unlimitedと同時にKindle Paperwhiteを買ってみた!
早速購入。
amazon謹製とだけあってなかなか高級感のあるパッケージでした。
裏面はこんな感じでした。
箱から伝わる軽さは素晴らしい。
早速開けてみるとビニールに包まれたKindleがいました。
よく「ほんとに紙に書いてあるみたいで感動しました!うんたら〜」みたいな感想を見ますが、正直電子ペーパー自体がそこまで珍しいものでなくなってきたので、大した感動もなく「おぉ〜」みたいな感想だけでした。
アカウントを登録して早速読書開始だ!
Kindleのいいところは箱から出してすぐに読書に取り掛かれるところです。
何と言っても世界で一番大きな本屋さんなので、そのへんの考慮は他の電子書籍ストアとは一線を画した感があります。
ふむ、すばらしい。
ルビも潰れることもなく、きれいに表示されています。
マンガなどのルビはちょっと厳しいところがありますが、普通に読む分には何ら問題はありません。
Kindle Paperwhiteだと本を読み終わった後に、すぐに続刊や関連書籍を購入または読み放題登録することができるので、気がつくと5冊くらい購入していてクレカの明細をみてびっくりすることがあります。
この辺が商魂たくましい感じやガッチリkindleストアに定着させようとする魂胆が見え隠れしていますね。
Kindle Paperwhiteで特にダメなところ…
それはマンガなどの固定レイアウトの書籍を読んでいるときによく起こります。
画面をダブルタップするすると紙面の4分の1をズームして全画面表示してくれる、おせっかい機能があるのですが、これがよく暴発します。
電子ペーパーデバイスでは仕方ないのですがレスポンスが普通の液晶と比べて遅いのは仕方ないのですが、
ページ送りでダブルタップ誤爆→「あっ、ズームモードだ」→ダブルタップ→「あれ?戻らない?」→ダブルタップ→一瞬通常表示に戻ってズームモードになる→「あああああああああああ」
ということが読書中に何回かあります。
また、ダブルタップを認識してくれずにタダのページ送りになることもよくあり、ストレスがマッハです。
Kindle Unlimitedには雑誌などの固定レイアウトの書籍が多いので、ついKindle Paperwhiteでも読んでしまいたいと思うのですが、こういったストレスを抱えるので、普通のタブレット端末で読むことをおすすめします。
Kindle Paperwhiteを買ってよかった?どうだった?
いろいろネガティブなことを書きましたが、満足度としては100点満点中80点はある優秀なデバイスでした。
小説や実用書を読むのであれば、非常に優秀な端末であることには違いありません。
ただ、かなしいかなKindle Unlimitedには興味をそそられる小説が少ない…
また、きんモザやごちうさなどの大判コミックの紙面をKindle Paperwhiteで見るのはちょっと苦しいところがあります。
そういうわけで、「コミックはあんまり読まないけど、小説や文芸、ラノベとかたくさん読むよ!」って人は迷わずKindle Paperwhiteを購入していいでしょう。
逆に「コミックめっちゃ読むし、ラノベは気になるのをちょこっとだけ読むよ!」って人はKindle Fire HDをおすすめします。
FireHDは購入していないのですが、カラー液晶だしレスポンスもよろしいでしょう。
microSDによって容量追加もできますので、大容量のコミックを大量にDLしたままにできますしね。
Kindle Paperwhiteはプライム会員であれば1万円から購入できますが、広告がうざいので2,000円多く払って無広告モデルを購入することをおすすめします。
Kindle Paperwhiteにはカバーも豊富なのでいろいろ見てみるのもいいでしょう。
私が購入したのはこれです。
amazon純正のやつは5000円近くするのですが、それと大して見た目も変わらないしカバーを開けたら自動的にスリープ解除される便利機能付きなので、おすすめです。
コミックを大量に読むのであればFire HDをどうぞ。最近発売されたニューモデルです。