言わずと知れた無骨&堅牢な腕時計G-Shockのオリジナルとも言える5600Eを長年愛用しています。
とある事情にて2台めを購入したのですが、この記事を書いているときでも静かに左腕に鎮座しています。そんな5600Eの使い買ってをレビューしてみたいと思います。
数ある腕時計のコンセプト…ではG-Shockは?
腕時計に限らず靴や自動車などにはコンセプトがあって作られています。
フェラーリなら走り…マセラティならスピード…ロールスロイスなら高級さなど…
ではG-Shockのコンセプトとは「頑丈さ」です。
これはもうG-ShockをG-Shockたらしめている所以でしょう。
私自身この頑丈さには一度だって不満に思ったことがありません。
まるでハイラックスのように壊そうと思っても壊れない車のような頑丈さを持っています。
5600Eの外観と気になる値段は…
残念ながら5600Eは海外からの逆輸入でしか購入することができません。
でも大丈夫、amazonから購入することができます。
こんな外箱で届きました。海外からの輸入品だからか、箱が大きく凹んでいました。
外箱を開くとこんな形で5600Eが出てきます。
すでに時計が動いている状態でした。
説明書などはこの台座の下に入っているのですが、日本語の記述はないので、1回も読んだことはありません。
それでも4つのボタンを見れば何となく意味がわかるので読む必要もないかもしれません。
サイズ感はこんな感じ。
左上のボタンは時刻合わせようなので誤爆しないように少し凹んでいます。
日常的に使うのは右下のバックライトを点灯させるボタンでしょうか。
実際の使用例…どれ位頑丈なのか?
使っていて思ったのが、このG-shockが壊れるような事があるのなら、それを装着している本人が死ぬか片腕がなくなるレベルの衝撃が加わらない限りG-Shockが壊れることはない。ということです。
まずは生活シーンでは水しぶきを浴びるくらいで壊れたり、液晶が滲んだりすることはありませんので、実際のアウトドアでの使用について考えていきます。
大雨の中での自転車レース
以前、8時間耐久の鈴鹿の自転車レースにこの5600Cを装着して参加しました。
途中、大雨になり川の中を泳いでいるかのような状態にまで天候が悪化しましたが、大振りな液晶表示のお陰でラップタイムを見落とすことなく走り続けることができました。
レース終盤に複数台が絡む落車に巻き込まれたのですが、G-Shockは無事でした。
私が被っていたヘルメットが真っ二つになるくらいの大クラッシュだったのですが、何の問題もなくラップタイムを刻んでいたことを覚えています。
台風通過後のラフティング
台風が通過した後の増水した富士川でのラフティングにもG-Shockをつけて参加しました。
台風が通過した直後のラフティングだったので、増水した川を下ったのですが、途中何度もボートから振り落とされるくらいのラフコンディションでした。
それでも頭からは「G-Shockが壊れるかも…?」という心配は一切ありませんでした。
ロングボードサーフィン
極めつけは海水です。
しかもサーフィンでは海面を移動するためにパドリングというクロールのような動きをします。
その度にG-shockは海に叩きつけられるのですが、腕時計が外れるということもなく、使った後、大した洗浄もしていないのに留め具が錆びるということもありませんでした。
正直、ここまで丈夫な腕時計だとは思いませんでした。
他にも日常生活であちこちにぶつけたり、乱暴に扱っていたりするのですが、壊れる予兆すら見えません。
だからこそ、この時計が故障するレベルの衝撃を受けたら付けている本人もタダではすまない、と思うようになりました。
そんな頑丈なG-Shockに一点だけ注文をつけるなら…
それは腕時計のバンドです。
一度だけサーフィン中にG-shockをなくしたことがあります。
それは腕時計の留め具部分が痛んでおり、気がつかない間に腕時計が外れてしまっていたのです。
結構なショックでした。
バンド部分はゴムでできており、波待ちの間など、直射日光に照らされている内に紫外線で劣化してしまったようです。
特に5600Cのバンドは気軽に交換できそうな形ではないので、金属製のバンドだったりに交換すると最強のG-shockになるかもしれません。
時間を知るためにどれだけお金を出せますか?
今、スマホで時間がわかるのであえて腕時計を買わない人も増えていると聞きます。
まぁそれは時代の移ろいなのでしょうがないとは思いますが、スマホを海水につけたりラフティングにつれていくわけには行きません。
どんな状態でも時間を知ることができる最強の相棒としてこのG-Shock 5600Eはおすすめできる代物です。
電池も余裕で5年以上持ちますし、1ヶ月で10秒も狂わないので年に一度気が向いたときに時計合わせをすれば十分でしょう。
私がサーフィン中に落としたG-Shockも、今も太平洋の何処かで時間を刻んでいることでしょう…