言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

古いけど新しい。浮遊感あふれるサウンドが魅力の”Discovery”レビュー

この記事をシェアする

f:id:Ziddorie:20200229152731j:plain

浮遊感のあるメロディを楽しもう。

Discovery(2001)

2000台初頭にFMで流れまくっていたあの曲やこの曲がこのアルバムに入っています。

 

ディスコ風の仕上がりになっていますが、アルバム全体を通じて感じられるのが浮遊感。どの曲を聞いてみても重力を感じさせないフワフワとした雰囲気、メロディが大好きです。

重さが消えたないわけではないのですが、無重力空間に浮いているような、自由落下を続けているような不思議な魅力があります。


2001年という古いアルバムと思いきや、どこかで聞いたことのあるメロディがきっとあります。

いつまで経っても古さを感じさせない、タイムマシンのようなアルバムです。

収録曲とおすすめ曲

最初の4曲の緩急の付け方が本当に上手で、この4曲ばかりをこの順番で聞きまくっていました。

One More Timeはキラキラしたディスコミュージックのようでありながら、哀愁を感じられる名曲。

たぶん絶対どこかで聞いたことがある1曲です。

www.youtube.com

このアルバムの中での一番のお気に入りがDigital Loveです。

www.youtube.com

ダークな雰囲気ただようAerodynamicからのフワフワしたタッチのメロディはトンネルを抜けたら満天の星空が広がっていました!みたいな感じがします。

MVは不穏な作りになっていますが、その後の展開を考えるとしょうがないですね。

 

Digital Loveに続くHarder, Better, Faster, StrongerはDaft Punkを知らない人でもどこかで聞いたことがある名曲。

www.youtube.com

短い歌詞からメロディがどんどん展開していくところに注目です。

  • One More Time
  • Aerodynamic
  • Digital Love
  • Harder, Better, Faster, Stronger
  • Crescendolls
  • Nightvision
  • Superheros
  • Hight Life
  • Something About Us
  • Voyager
  • Veridis Quo
  • Short Circuit
  • Face To Face
  • Too Long

関連する楽曲

Daft Punkの最新作は打って変わってファンキーなディスコサウンド。あえて狙って古臭い感じにしているのがおしゃれ。

 

daft punkのサウンドがおとなしめで物足りないというのであれば新し目のジャンルはいかがでしょう?こちらのほうが新しいのにすでに懐かしさを感じてしまうのですが…

このアルバムを聞いてみて

発売から長い時間が経っていますが、不思議と古臭さは感じられません。「こういう音楽の作りだよね」って自然と感じ入れることができるのです。

Miles DavisやBill Evansを聞いて古臭さを感じられないように名盤というのはタイムカプセルのように時を超えることができるのかもしれませんね。

 

もちろんAmazon Musicでも配信されていますので、このアルバムが気に入ったら登録してみるのはいかがでしょうか?

記事サムネイルはamazon商品ページより引用しました。