スクショたくさんだから、確定申告はじめての人でも大丈夫!
確定申告書の作成準備!
年間の所得が20万円を超えた場合、確定申告をしなければいけません。確定申告書ってのは「本業の収入がこれくらいあって、副業がこれくらい。経費はこれくらいあったので、税金をこれだけ収めますよ」って宣言する書類です。確定申告しなくちゃいけないのに、すっぽかしちゃうと後々怖い人から連絡が来るらしいので、ちゃんとやっておきましょう。
確定申告書の提出の流れや、必要書類についてはこの記事にまとめていますので是非チェックしてみてください。
ブロガーさんなどの副業をしている人であれば白色申告が当てはまります。白色申告はお家で書類を作成して、自分が住んでいるところの税務署にプリントアウトして提出するのが一般的です。
確定申告書を作成するために必要な情報が3つあります。
1つ目が、本業の源泉徴収票。
2つ目が、収入と経費をまとめた資料(収支内訳書)。
3つ目が、マイナンバーがわかる書類。
この3つです。本業の源泉徴収票は年末に会社から交付されるものなので最低限1枚は準備しておきましょう。次に経費をまとめた資料。これは後々収支内訳書としてまとめなくちゃいけないものなのですが、確定申告書にも「経費はこれくらいでした!」って書く欄があるので前もって経費をまとめておかないといけません。最後に自分のマイナンバー。通知カードなんかがそうですね。
自分のマイナンバーを忘れちゃった人でも大丈夫です。この方法だと即日で自分のマイナンバーをゲットできますよ。
この3つの書類を用意できたらいよいよ確定申告書を作っていきます!
源泉徴収票の作成方法!
源泉徴収票と経費をまとめたら、いよいよ確定申告書を作成していきます。まずは国税庁のサイトへ行きます。もしくは「確定申告書 作成」とかで検索すればこういったサイトに誘導されると思います。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
サイトにアクセスしたら「申告書・決算書 収支内訳書等 作成開始」のボタンをクリックします。そうすると書類提出の方法を聞かれるので書類提出の方を選びましょう。もしお家にカードリーダーなどのe-Taxの方を選んでもいいですが、今回は書類提出の方で作成していきます。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
書類作成をクリックすると使っているブラウザが対応しているかどうかの確認を取られます。基本はOSの標準ブラウザじゃないとだめみたいです。WindowsならIEでMacならSafariなどです。Chromeにも対応してもらいたいものです。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
ブラウザの確認ができたらいよいよ書類の作成を始めます。今回は副業の所得税の確定申告書を作るので一番上のボタンをクリックします。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
すると「どんな書類を作るのだね?」と聞かれるので真ん中のボタンをクリックします。ブログの収入は給与や年金以外なので真ん中のボタンでOKってわけです。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
次に、なぜか最初に紙で提出するって言っているのに「どうやって書類を提出するのだね?」って聞かれるので「確定申告書等を印刷して〜〜」ってラジオボタンをクリックし、自分の誕生日を入力します。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
これで確定申告書を作成する準備が全部完了しました。いよいよ実際の収入や経費を入力していく画面に移ります。その画面がこれ。ちょっとわけがわかりませんよね。でも入力すべきはここ!収入金額等の項目→雑所得→その他ってところです。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
そうすると、どこからどれくらいの収入を得たんですか?って聞かれるので前もって準備しておいた収入を入力していきます。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
ここで重要なのがその収入はどこから?ってところです。単にアドセンスって書くわけにはいかないわけです。収入金額とその必要経費と支払ってくれた会社名と住所を書かないといけないのです。主だったアフィリエイトの会社をまとめるとざっとこんな感じです。
- アドセンス
グーグル株式会社
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー - アマゾンポイント
アマゾンジャパン合同会社
東京都目黒区下目黒1−8−1 - 楽天ポイント
楽天株式会社
東京都世田谷区多摩川1丁目14−1 - ヤフーポイント
ヤフー株式会社
東京都千代田区紀尾井町1−3
ほかのところからの収入は「会社名 住所」で検索すると出てきますので入力しましょう。
これが終わったら本業の収入や社会保険料なんかを入力します。この入力のために本業の源泉徴収票が必要なわけです。入力は収入金額等→給与をクリックします。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
本業の源泉徴収票を用意したら画面に表示されている画像を参考にしながら入力していきます。とてもわかりやすいので、迷うことはないでしょう。ちなみにこの入力作業が4画面続きます。次へを押していくとどんどん進みます。
これが1画面目。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
次が2画面目。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
3画面目。モザイク処理の手間を考えてここから入力前。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
最後の4画面目。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
最後まで入力が終わると、まとめ画面に移ります。複数の会社に勤めている人は2つ目の会社も同じ要領で入力していきましょう。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
ここまで入力すると最初の画面に数値が自動的に入力されています。最低限、本業と副業の収入と経費なんかは、間違いがないか確認しておくのをおすすめします。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
最後に「入力終了」をクリックすると納税金額が表示され、本人確認情報を入力する画面へ移動します。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
ここまでで「今年度で本業はこれくらいの収入でした。副業ではいくら儲けて、いくら経費でした!」ってのを入力しています。ここからは「納品する僕はこんな人ですよ」ってのを入力していきます。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
「入力終了」をクリックすると住民税の納付方法についての選択画面に移ります。ここで副業バレしたくない人の最重要ポイント!住民税をどうやって納付しますか?って選択肢です。会社バレしたくない人は「自分で納付」を選択しましょう。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
選択を済ますと「納付する僕の個人情報はこれです!」ってことを入力します。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
職業欄は一応モザイクしてすが、副業ブロガーの人なら「会社員」とか「自営業」とかになるんじゃないでしょうか。ここまでくれば、ほとんど終わったようなもんです。必要な情報を入力して「次へ」を押していきましょう。
最後に所得税の表示があります。思ったより多い住民税の表示を見て絶望しましょう。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
住民税の納付額に絶望したあとはマイナンバーを入力します。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
マイナンバーとかわかんないぜ!って人はこの方法でマイナンバーをゲットしましょう。300円はかかりますが、即日に自分のマイナンバーを知ることができます。
これで入力項目は終了です。最後に印刷用のPDFをダウンロードして完了です。
Image:国税庁 確定申告書作成ページ
入力自体は簡単!
ウェブでの入力自体は結構簡単です。普通にブログを書ける人なら特につまづくこともないでしょう。私自身、スクショを取りながら入力をしていたのですが、入力が終わってPDFをダウンロードするまで40分もかかっていませんでした。
「じゃあ、なんで確定申告書が面倒くさいって言われてるの?」って言うと1年間の収入と経費をまとめるが非常に面倒です。私はブログの毎月の収入と経費をまとめていたのでそこまで苦労はしませんでしたが、1年間まとめずに放置しておくと確定申告書を作るときにかなり苦労すると思います。
はじめての確定申告書を作成するときは結構ビクビクしていましたが、やってしまえば簡単なものでした。なんの書籍も買わずに独学だけで書類を作成しましたが、なんの不備もなく受理されました。
この記事が確定申告書のフローや作成の参考になれば幸いです!