言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

【テンプレと実例あり!】値切り交渉を上手くすすめる魔法の一言を教えます。

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家電などはなかなか大きな買い物ですよね。
そこで少しでも安くなるのであれば、ぜひそうしたいところです。

ネットではちょっと心配になるくらいの値段で売られていることがありますが、洗濯機や冷蔵庫なんかはやっぱりお店で選んで設置までしてほしいものです。

 そこでやることとしては値段を負けてもらう「値切り」なのですが、初めてやるのであればとても緊張するものです。
ですが、ちょっとしたコツがあればスムースに値切り交渉をすすめることができるので、そのコツを詳しく教えます。

これだけは言うな!NGワード

値切り交渉を進める前に、言ってはいけないNGワードを紹介しておきます。
お店に表示されている価格は、お店の家賃や利益、店員さんの給料分を組み込んで設定した理由のある価格です。
それを「もっと安くしてよ」とか「こっちのほうが安いんだけど?」という風に無礼な言い方をしてしまうと、それだけで値切り交渉は不利に進んでいきます。

安くしてもらえるかどうかは、お店の好意によるものなので礼儀だけは忘れずに丁寧に交渉を進めましょう。

NGワード

「なんでこの値段なの?」、「もっと安くしてよ」、「ちょっと高くない?」、「絶対安くできるでしょ?」などの高圧的&上から目線の態度や言葉遣い。

まずは「今ここで」買う意志があることを伝える

それではいよいよ交渉の方法です。
いきなりその辺の店員さんを捕まえて値切り交渉を始めてはだめですよ。失礼ですからね。

まずは近くにいる店員さんに自分が買おうとしているモノと似たようなモデルがないか聞いてみましょう。
店員さんはいろいろ紹介してくれるのですが、「でも、やっぱり自分がほしいのはこれだなぁ」と誘導していきます。

なぜこの値段が高いのか提示する

いよいよ値切り交渉です。

いい商品を紹介してもらって、ありがとうございます。ぜひ今日、この商品を購入したいのですが…

とでも切り出しましょう。

どうしてもネットの値段と比べてしまうと、ざっくり3000円近くも高くなってしまっていますよね…

◯◯カメラに勤務している友人から直接聞いたの言葉では、◯◯カメラでは値切り価格で販売した場合、なぜその値段を値引きしたのかを報告する義務があるそうです。
そりゃお客さんから言われるがままに安くしていれば、商売ができませんものね。

◯◯カメラの店員さんは価格の1割以内であれば独自の判断で価格交渉に応じて良いという権限があると言います。
今ここで買うのであればお店の売上も上がるので是が非でも買ってもらいたいと思わせるのが重要です。

ですから、今ここで買います。という意思表示が重要なのです。
今日ここで、この商品を買うには◯◯円高いので躊躇しています」という基準を提示しましょう。
〇〇円安かったら絶対今ここで買うよ!ということをはっきりと伝えます。

魔法の一言

ネット販売ですと、実店舗を持たないので価格を抑えることができています。
そのため満額負けてくれるのはなかなか難しい場合もあります。

そこで少しでも値引きしてくれる値段を大きくしてもらう魔法の一言が、

「この値段、きり良くなりませんか?」

です。

この言葉のいいところは、
この値段であれば買うという条件を提示したうえで、お店側はどれだけその値段に近づけてくれますか?
という意思を簡潔に伝えることができる点です。

じつはもう一つ良い点があって、ネットの価格を提示できなくても値切り交渉をできるという点です。

例えば、49,800円+税の商品を買おうとしていて「きりが良ければ買います」と伝えて値切り交渉がうまくすすめば5万円ぴったりで購入することができてしまいます。

実際にやってみた

数年前に引っ越しをしたのですが、その時に洗濯機と冷蔵庫を新調しました。
二つ合わせて税抜き6万8千円くらいでした。

セット価格でもなかったので交渉の余地あり。と判断し「きりが良い価格になったら、今ここで買うのでもう少し安くなりませんか?」と申し出ました。

そうすると店員さんは「私には価格交渉権がありませんので…」とおっしゃったので、「でしたら価格交渉権がある方にお引き継ぎ願えますか?」と依頼しました。
実際に店員さんの中には交渉権を持っていない方もいるので、そう言われたら値段を決める権限がある人に取り次いでもらうだけです。

価格交渉できる店員さんにもう一度「きりのよい価格ならば、ここで買います」と伝えると税抜価格が6万円ジャストになりました。
実際には消費税がかかったので6万5千円ほど支払いましたが、5千円ほど値引いてもらえ、ポイントも付き非常に満足のいく結果になりました。

もっと値引き交渉を上手くすすめるには

もっと交渉を有利にすすめるには、他にもいくつかテクニックが有ります。

現金で支払う

キャッシュカードで支払うよりも値引き幅が多くなる傾向にあると経験上思いました。
逆にお店から「現金であればこの価格で〜〜」と指定されることもありました。

ポイントは結構なので〜〜

これもまた魔法の一言になりえます。
特にポイント還元が10%のお店でよく言います。とはいえ10%まるまる安くなるとは思わないほうが良いでしょう。
思ったより値引き幅が少なかった時にこの一言を付け加えて値引き交渉をすすめましょう。
この場合はお店から高確率で現金での支払いを依頼されます。

忘れてはならない礼儀と感謝

あくまでも値引きしてくれるかどうかはお店側の好意によります。
「こっちがお金を出すんだから安くして当然だろ!」という態度ではお店の人も「こいつにだけは絶対負けてやらん!よその店で買え!」と思われても仕方ありません。

必要以上に媚びへつらう必要はありませんが、最低限の礼儀と敬意は店員さんに払いましょう。
間違ってもタメ口を聞かないことです。店員さんにひどい態度をとられない限りね。