言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

感謝を伝えるメールを!よくされたらちゃんとお礼を言いましょう

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先に書いたクレームの書き方講座があります。
実はこれ、好評メールを書くときの裏返しでもあるのです。
クレームを書くこと状況はいくつも思い浮かぶかもしれませんが、好評のメールやお礼のメールを送るのはなかなかありません。

ですが感謝の気持ちを伝えることは相手のみならず、自分にも気持ちが良いことです。
期待以上のサービスを受けたらきちんとお礼のメールを送るのをおすすめします。

起きたことを書くのではなく、期待したことを書く

これはクレームの書きはじめと同じです。ですが接続の仕方が違います。
「私はこういうことを期待していた、でもあなたはもっと素晴らしい〇〇ということをしてくれた」
という風につなげることで相手に伝わる文章の書き出しをスムースにすることができます。
これはメールだけではなく、口頭で感謝を伝える時でも有効な出だしです。
要は、「あなたはいい意味で期待を裏切ってくれたんです」ということを伝えるわけです。

伝えるべきは意外な人?!

もし誰かに感謝の気持ちを伝えたいのであれば、まず本人に伝えるべきでしょう。
ですがメールなどの場合ではクレームの時と同じく、その人の目上の人に感謝のメールをお送りするのが良いでしょう。

なぜ?と思われるかもしれませんが、普通自分が褒められれたことを自慢する人はなかなかいません。
「課長!今日こういうメールを貰って褒められたんですよ!」と言える人はなかなか度胸が座っていますね。

ですので、最初から目上の人にCCでもBCCでも入れておくのが有効です。
「あなたのところの部下の方はこんなに素晴らしい対応をしてくれたんですよ」と上の人にも教えてあげることが重要です。

感謝と苦情は表裏一体

感謝と苦情は一見、真反対の感情ですがこうしてみるとコインの裏表のように密接に結びついています。
苦情やクレームは口をついて言いがちですが、感謝の気持ちは気後れしてなかなか表に出せません。

感謝の気持ちは伝えないと相手はわかってくれません。
感謝のメールを書くのもなかなか気持ちのいいことですよ。