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LEDハンダ不良でパリピ化した自作キーボードの修理と防止方法

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持ち運びには注意。

パリピ化とは?

自作キーボードにはLEDを仕込んでキーボードを光らせることができます。

実装は難しく、初めて全部点灯したときは感動モノです。

 

でも、そんなLEDは歪み方向の力に弱く、ハンダが浮いたり剥がれたりしてハンダ不良が発生してしまいます。

ハンダ不良を起こしたLEDは不規則な点滅を繰り返す、いわゆるパリピ化してしまいます。

わたしのコロネキーボード(crkbd)も過去にパリピ化したことがあります。

どうやって原因を特定し、修理していくのか紹介していきます。

必要な道具など

  • はんだごて
  • ハンダ吸い取り線
  • 予備LED
  • フラックス
  • マスキングテープ

キーボードを作るときの道具があれば、基本的に問題ありませんが、あったほうがいいのがハンダ吸い取り線やマスキングテープ、予備LEDです。

運が良ければはんだごてで残っているハンダを溶かしてあげたら修理完了の場合もありますが、だいたいそうは行きません。

ハンダ吸い取り線で古いハンダを吸い取っているうちにLEDが熱で故障するのがよくありますので、予備LEDもあったほうが安心です。

新規にLEDを実装する場合はフラックスが必須です。これがないとスムーズにLEDをはんだ付けできません。

マスキングテープはLEDをはんだ付けするときに固定するために使います。

故障箇所の特定

パリピ化してしまったキーボードを注意深く観察します。

キーボードのLEDの回路は数珠つなぎになっているので、どこかのLEDでハンダ不良が起きていると、それ以降のLEDに不調が発生します。

つまり、どこかにある不良を起こしているLED一つを修理してあげたらパリピ化は解消するはずなのです。

 

そういうわけでLEDの発光状況を見ていきます。

すると、1箇所だけ点滅していないLEDがありました。

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中央のLEDが光っていません

運が悪いことに表面実装のLEDのハンダ不良です。

表面実装のLEDははんだ付けが難しく、このはんだ付けをやりたくないがためにcrkbdのLED実装を諦める人もいるくらいです。

 

本当にこのLEDが原因なのかはっきりさせるため、上から押して見るとすべてのLEDが正しく発光しましたので、間違いなくこのLEDのハンダ不良が原因です。

それでは修理を開始します。

修理内容

裏面からはんだ付けができるのであればLEDを取り外さずに修理は可能ですが、表面実装は一度LEDを外したほうが楽かもしれません。

今回の場合、どこのハンダ付の箇所が不良を起こしているのかわからないので、一旦LEDを取り外すことにしました。

ハンダ吸い取り線の出番です。案の定、ハンダを吸い取っているうちにLEDはお亡くなりになりました。

 

基盤の上をきれいにしたら、新規にLEDを実装していきます。

表面実装は難しいですが、融点の低いハンダを使うことでLEDの熱による故障を抑えることができます。

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サクッと実装。サクッと修理。

ハンダ不良のLEDを修理することで、残りのLED点滅も自動的になおりました。

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再び輝くLED。

パリピ化を防ぐために…

普段遣いでパリピ化することはあまりありません。

一番の原因としては持ち運び時の衝撃や圧力があげられます。

他にもキーボードを落下させたりするとパリピ化しやすいです。

 

持ち運びする際は耐衝撃のケースに入れて、少しでも衝撃を和らげてあげることが重要です。

わたしが使っている持ち運びケースはこちら。

crkbdがぴったり入りますし、ケーブル類も収納できるスペースもあります。

パリピ化を防ぐためにも大切な自作キーボードはケースに入れて大切に持ち運びたいですよね!

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大事な自作キーボードはケースに入れて持ち運びましょう。