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【ジャグリング】3つのボールのジャグリングのやり方!【ボール】

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かくし芸や大道芸にチャレンジしたい!ジャグリングを始めたい!って人が必ずやるのが3ボールカスケードです。3つのボールでジャグリングをすることを3ボールカスケードと言います。この記事を読めばボールに触ったことのない人でも安定した3ボールカスケードが出来るようになれますよ!

まずは準備編

3つボールが無いと何も始まらないです。なんでもいいから用意しましょう。もちろんオススメはジャグリング用のボール、ビーンバッグですが、無いなら野球のボールでもテニスボールでもいいでしょう。重めのボールのほうがおすすめです。軽いと少しの力のブレでボールがあさっての方向に飛んでいってしまいますよ。
レッツプレイ!ボールジャグリング ノーマルサイズA

レッツプレイ!ボールジャグリング ノーマルサイズA

 
とにかくやってみることが大事。
最初はボールをポロポロ落とすので足元に布団やクッションを置いておくのがおすすめ。落とした時にボールが遠くに転がらないし、落下音も少なくてすむからです。
 
周りに壊れやすいものが無いか確認したら、さぁ最初のステップに移りましょう!
 

基本姿勢は肩幅で

まずはリラックスして立つところから始めましょう。脚は肩幅。手は力を抜いてだらんとたらす。それが基本姿勢です。
 
最初のうちは肩肘に力が入ってぎこちない動きになるかもしれません。でもそうするとスムーズな動きができません。肘から先、最低でも手首はプラプラできるくらいリラックスしておきましょう。
こんな風にリラックスして立って、手にボールを持たずにゆっくりと腕を動かしてみてイメージトレーニングをやっておくのも重要です。3ボールジャグリングはあなたが想像するよりずっとゆっくりで、リラックスしてできるものなのです!
 

ボールは最初1つから

利き手にボールをひとつ持ちましょう。そして逆の手にパス。その次は逆の手に…と繰り返します。とても簡単に思えますが、これがすべてのジャグリングの基本になってきます。
ボールの高さは頭よりちょっと上くらいです。慣れてくると顎の高さでも余裕を持ってジャグリングできるようになりますが、最初のうちは落下の時間を稼げるように目の高さ〜頭よりちょっと上くらいがちょうどいいでしょう。高く上げすぎてしまうとボールの軌道が安定しないので投げ上げやすい高さを探りましょう。
 
ボールの軌道をしっかりと観察しましょう。右手と左手で微妙に軌道の頂点が右手と左手でずれていることに気づきますか?右手で投げたボールは左側に頂点が、左手で投げたボールは右側に頂点がずれていますね。
 
こうすることで複数のボールでジャグリングした時に空中衝突しないように工夫しているのです。最初のうちは頂点をずらそうと意識しすぎて投げミスをしてしまいがちですが「気持ち左右に頂点をずらす」くらいを意識して置きましょう。
頭のなかではこんな風な8の字を横に倒したような起動を描くように理解しておきましょう。1ボールの10トス10キャッチができるようになったらボールを2つに増やしましょう。
 

ボール2つにチャレンジ

いよいよボールを2つにチャレンジします。ボールは両手に1つずつ持った状態からスタートです。
 
基本は最初の1ボールのときと同じで、8の字を横に倒した起動を2つのボールで描く様にします。まずはお手本を見てみましょう。
もし右利きなら右手のボール→左のボールと投げましょう。この時ちゃんと高さを合わせるように意識しましょう。そうしないとジャグリングのリズムが崩れてしまうからです。
 
高さをそろえればリズムがそろいます。「タン・タン・キャッチ」のリズムを安定して刻めるように練習しましょう。ある程度リズムが刻めるようになったら左手からもスタートする練習をしてみましょう。
 
ボールを投げるタイミングが遅すぎたり、速すぎたりしてもリズムが崩れます。空中にいるボールが落下を始めるタイミングで手に持っているボールを投げるようにすればボール同士の空中衝突も回避でき、リズムキープもしやすいです。
 
2ボールジャグリングが10回連続でできるようになったら次はいよいよ3ボールにチャレンジしましょう。
 

いよいよ3ボールカスケード!…の前に

3ボールジャグリングの基本中の基本技がここで完成します。”3ボールカスケード”という最初の技です。3ボールカスケードをやる前にボールの持ち方を練習しましょう。
 
ボールを3つでジャグリングするので左右どちらかの手は2つのボールを持たなければなりませんよね。普通利き手に2つのボールを持ちます。
ボールを持つ時は1つ目のボールを「人差し指・中指・親指」でホールドして、2つ目のボールは「薬指・小指・手のひら」でホールドします。特に慣れていない状態だとボールを1つだけ投げたいのに2つ同時に投げちゃうってことにもなりかねないので、2つ目のボールは特にしっかりとホールドしましょう。
 
2つのボールの投げ方が分かったらいよいよ3つのボールを持ちます。でもその前にちゃんとボール2つでの動きができるかどうか確認しておきましょう。手に持つのは3つのボールですが、実際にジャグリングするのは2つです。

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Tutorial - Learn How To Juggle 3 Balls - YouTube

 このトレーニングは見た以上に重要で、スタートとフィニッシュの練習が同時にできます。更にいつ3つ目のボールを投げるかのタイミングを練習することが出来ます。ここでも重要なのがリズムが一定にキープするということ。「タン・タン・キャッチ」のリズムがきちんと取れているかどうかちゃんと確認しておきましょう。
 

いよいよ3ボールカスケード!  

ここまでの動作ができるようになっていれば、後はやるだけです。とにかくリズムを一定に保つことを意識しながら3つ目のボールを投げましょう。まずは一周、3キャッチを目指します。

 

「タン・タン・タン・キャッチ」が1周、3キャッチです。無理に続けようとせずにリズムキープができるようになるまでは最初は3キャッチでとめておきましょう。

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Tutorial - Learn How To Juggle 3 Balls - YouTube

これが3ボールジャグリングの基本中の基本「3ボールカスケード」です。難しそうに見えますか?上手い人なら練習を始めたその日の内に3キャッチを達成したりしますが、私の場合は1週間もかかりました。

 

もしどうしても3ボールカスケードの3キャッチが難しかったら、あえてキャッチをせず、床に落としてリズムを確認する事をおすすめします。床に落ちたボールの音がちゃんと「ドン・ドン・ドン」になっているかどうか確認します。「ドン・ドドン」みたいになっていたら2投目か3投目が焦って早くなっています。

 

1ににも2にもきちんとしたリズムを守れるように練習しましょう。

 

3キャッチのその後は?

3ボールカスケードはジャグリングの基本中の基本の技。どれ位連続してできるようにあればいいの?という疑問が出てくるかと思いますが、3ボールカスケードに関しては「失敗できなくなるまで」練習するのが普通です。

 

ジャグラーにとっては3ボールカスケードは「歩行」と同義なくらい基本的な技です。100キャッチとかではなく10分でも15分でも疲れてできなくなるくらいまで出来るようになるのが理想です。

 

とは言え、最初は20キャッチを目標にして、その後は100キャッチ。最後には10分耐久が出来るようになれば3ボールカスケードに関してはマスターできたと言えるでしょう。

レッツプレイ!ボールジャグリング ノーマルサイズA

レッツプレイ!ボールジャグリング ノーマルサイズA