値段は高いが、完成度は高し。
apple純正クリアケース
apple純正のクリアケース。
わたしはapple store丸の内でiPhone11と一緒に買いましたが、アマゾンでも購入できます。
お値段は堂々の4,950円。
ケースにしては強気なお値段です。パッケージはこんな感じ。
appleらしいシンプルな形。説明書すらありません。
もちろんiPhone11専用です。proやXRなんかには当然使えないので注意。
早速装着してみるとこんな感じ。純正だけあってピッタリとフィットします。
注目すべきはそのクリアさ。透明度が高いので、一見すると何もつけていないかのようです。
iPhoneの周りに透明な氷がすっぽりと覆っているようで、iPhoneのデザインを邪魔しません。
ケースとiPhoneの間に隙間ができてしまうこともなく、ピッタリとフィットしています。
手に持った感触はツルツルしているのですが、若干の弾力を感じます。
若干のショック吸収も期待できるかもしれません。
グリップはあまり感じないので、ポケットやバッグから取り出す時にツルッと行きそうです。
特に手汗があるときは滑りやすそうです。
指紋が付きやすいのも値段の割に残念ポイントです。
カメラと液晶画面の保護
カメラ周りと液晶部分は周囲がやや高くなっているので、平らな面に置くのであれば接地しない様になっています。
特にカメラ周りの保護は厳重で、カメラ面を下にして置くとカタカタするくらいです。
ケースを付けたら背面がフラットになるのではなく、ケース自体がデコボコしているので、ちょっと残念ですね。
液晶面を下にして置く分にはカタカタせずに安定しています。
端子周りに関してはあまり保護されていません。大きくくり抜かれています。
硬いボタンと操作しにくいスイッチ
使っているうちに柔らかくなるのかもしれませんが、ケースを付けると音量ボタンと電源ボタンが非常に固くなります。
個体差なのかもしれませんが、かなり力を入れないとボタンを押せません。
スクリーンショットを撮るときなどは、かなり力が力が必要で手がプルプルるくらいです。
1ヶ月ほど使い続けていますが、感触が柔らかくなったという気もしません。
もっと長く使っていれば柔らかくなるのかもしれませんが、1ヶ月やそこらで使いやすくなるというわけではなさそうです。
むしろ掃除のために付け外しをしていたらフィット感がやや甘くなってきた感じがします。
これはもともとギチギチなサイズが災いしたのかもしれません。
他にもマナーモードのスイッチの周りのくり抜きが狭いので親指で操作するのはかなり苦しいです。
人差し指の先で操作するのを想定しているのかもしれません。
最後にホコリ。ケースと本体の隙間にホコリが溜まりやすくなっています。
保護ガラスフィルムの種類にもよるのかもしれませんが、定期的にホコリを取ってあげないと本体とケースの隙間に入ってきてしまいます。
透明なケースが仇となってホコリが入ると、よく目立ちます。
気になる耐衝撃性
わたしはiPhone11を買って一ヶ月足らずで2度も落下させてしまいました。
1回目は膝の高さから。
2回目は胸の高さから。
SEを使っていた時は3年間で2回だったのに…
SEとのサイズ差がありすぎるのが問題なのかもしれません。
落下した時は本当に心臓に悪いですよね…
胸の高さから落下はしたのですが、液晶割れなどはありませんでした。ケースが守ってくれたのです。
若干の弾力があるケースなので、耐衝撃性も少しはあるみたいです。
iPhoneを守ってくれたケースは曇ったようになってしまいました。
表面もザラザラした感じになってしまい、手触りも非常に悪くなります。
わたしの場合は結果として落下から守ってくれましたが、もともとの設計は耐衝撃性を重視したものではないので、おまけ程度に考えておいたほうがいいでしょう。
価格を気にしないのならコレ
やや分厚く、ボタンが固くなりますが、非常に出来の良いケースとなっています。
パッと見では何もつけていないようです。
クリアケースなので多色展開しているiPhone11にもぴったりです。
一番のネックはやはりそのお値段。安いケースの倍以上のお値段がします。
比較的似たケースを探して買ってみたのがこれ。お値段、わずか1,200円前後。
つけた感じもよく似ているのですが、側面にロゴやら文字やらがびっしり入っているので結局使わなくなりました。
ケースを1つだけ選ぶならやはり純正。
値段はしますが、それ相応の満足感を得ることができました。