AirPods Pro以外にもいいイヤホンはあります。
全方位から絶賛のAirPods Pro
apple純正の完全ワイヤレスイヤホンの最新機種がAirPods Proです。
4.5時間の連続再生時間と強力なノイズキャンセリングと快適な外音取り込みモードを持ち、各所で絶賛されています。
でもスペックだけでは、飛びつくにはちょっと微妙…だってすでに発売されている完全ワイヤレスイヤホンとスペックが大して代わり映えしないんですから。
そんなわたしはAirPods Pro以外にもいろいろいいものがあるんじゃいのか?と思ってたところ、AirPods Proはあっという間に品切れ。
たとえポチったとしても届くのは2週間以上後…ということになりました。
強制的に考える時間が数週間もらえたのでしっかりとライバル機種を比較してみました。
AirPods Pro以外にもいろんな魅力的な機種がありました。
sony WF-1000MX3
- 再生時間:本体6時間・ケース24時間
- 重さ:片側8.5g
- いいところ:音質が良い、ちょっとお安い
- だめなところ:ケースもイヤホンもデカイ・遅延・非防水
AirPods Proの対抗馬として真っ先に上がるのがこれ。WF-1000MX3です。
多くの批評でAirPods Proと比較されています。
ざっくりとまとめると「ノイズキャンセリング性能は同等。音質に関してはややこちらのほうが上」ということでした。
少しでも良い音質を求めるならこちらでしょう。
わたしがWF1000MX3を見送った理由はこれ。「遅延&サイズ」
以前Sonyの完全ワイヤレスイヤホンを使っていたのですが、遅延がとにかくひどかったんです。
音楽ゲームはもちろん、動画すらまともに見えない始末。
WF1000MX3は遅延に関しては多少マシになっているそうですが、AirPods Proよりも大きな遅延でした。
次にサイズ。本体もケースもAirPods Airよりかなりでっかいんです。
ケースをポケットに入れたらはっきり形がわかるレベル。
イヤホン本体も大きくて重いので、長く付けていると疲れてしまいそうでした。
再生時間が長いのは魅力的でしたが、遅延とサイズ感を考え、見送ることにしました。
Powerbeats Pro
- 再生時間:本体9時間・ケース24時間以上
- 重さ:片側10.6g
- いいところ:運動中でも安心なイヤーフック・連続再生時間
- だめなところ:でかい・でかい・でかい
こちらはApple純正のイヤホン。わたしも使っているbeatsのイヤホンです。
運動中でも快適に使用できるように工夫されており、激しい動きでもイヤーフックのおかげでずれることはありません。もちろん防水です。
H1チップが搭載されていることにより、同じapple IDでログインしているデバイス同士でシームレスなペアリングが可能となっています。
iPhoneからMacへのペアリングがすぐに済むんです。使ってみると結構便利ですよ。
電池持ちも十分です。堂々の9時間。
コレならケースを持ち運ばなくても、ちょっとそこまでのお出かけならイヤホン本体だけで大丈夫そうですね。
ノイズキャンセリング機能はありませんが、イヤーチップを変更することで遮音性はかなり向上します。
電車のアナウンスがギリギリ聞こえないレベルの遮音性です。
わたしがPowerbeats Proを見送った理由はただ1つ。
ケースがでかい!
冗談みたいな大きさです。小さめのおにぎりくらいのでかさ。
いくらカバンに入れて持ち運ぶにしても、ちょっとコレはでかすぎ…見送り決定でした。
SoundSport Free
- 連続再生時間:本体5時間・ケース10時間
- 重さ:片側9g
- いいところ:運動中でも安心なイヤーチップ・フィット性
- だめなところ:やや重く、でかい
いろんな完全独立型のイヤホンが出揃うまでは「SoundSport FreeかAirPodsか?」って言われるくらいの選択肢だったようです。
AirPodsの形がしっくりこないから、こちらを購入したって人も多いようです。
低音を強調したBoseの音作りが好みの人ならコレでしょう。
音質にはかなりこだわっているようで、わたしが調べた限りでは、音質が悪いってレビューは見かけませんでした。
遅延もあるようですが、動画を見る分には大丈夫とのこと。
サイズもやや大きいながら、許容できなくないレベルです。
価格もこなれてきたからコレでもいいか…って思えます。
amazonでポチろうとカートに入れた瞬間、わたしの中でこんな声が聞こえました
「これ買うならAirPodsでもよくね?」
そう、SoundSport FreeはAirPodsと非常にスペックが似ているのです。
ノイズキャンセリングもありませんし、開放型。
EarPodsが耳の形に合うのならば、あえてを選ばなくてもいいのでは?と考えてしまうのです。
防水機能はもちろん大事ですが、接続性やH1チップの恩恵を受けるのであれば、AirPodsでもいい気がしてきたので、結局は保留。
Jays M-seven True Wireless
- 連続再生時間:本体9.5時間・ケース38時間
- 重さ:片側6g
- いいところ:電池持ち・小型軽量
- だめなところ:ノイズキャンセリングなし
JAYSというスウェーデンのメーカーからの完全ワイヤレスイヤホンです。
耳のなかにすっぽりと入る小ささなのに、連続再生時間は堂々の9時間。
遮音性や遅延については未確認ですが、サイズや電池持ちに関してはコレが最適解なのでは?
AirPods Proと比べて情報が少ないのが難点ですが、ノイズキャンセリングはいらないからとにかく小さな完全ワイヤレスイヤホンが欲しいって人にはコレをおすすめします。
価格もAirPods Proの半額以下ですし、防水性もあるので出来栄えはかなり素晴らしいのではないでしょうか。
レビューが少ないので遅延に関する不安はありますが、ノイズキャンセリングがなくていいから小さくて電池が長持ちする完全ワイヤレスイヤホンを探している人ならおすすめです。
結局買ったのは…
結局AirPods Proを購入しました。
iPhoneを使っているし、接続性を考慮したらやっぱりコレになってしまいました。
詳しいレビューは他の記事で書くとして、購入に踏み切った最大の理由が「低遅延とモード切り替えのスムーズさ」でした。
低遅延は言わずもがな。
動画を見るとき、ノイズキャンセリングをオンにしていても大きな遅延もなく快適に動画を視聴することができています。
次にモード切替のスムーズさ。WF1000MX3ではモード切替のとき、”Noise Cancelling”とか”Ambient Sound”などとモードを言ってくる上、再生が一瞬途切れます。
いちいち今のモードを言ってくれなくても聞けばわかります。
その点、AirPods Proはポーンと音がなるだけでシームレスにモードを切り替えてくれます。
遅延とモード切り替えのスムーズさでAirPods Proを選んだわけですが、m-Sevenもかなりいい線を行っていました。
もし2つ目を選ぶとしたらこいつかもしれません。
もしくはアマゾンがアメリカ本国では発売しているEcho Budsも選択肢になりうるでしょう。
いま、AirPods Proの在庫がなくて他の候補を探しているのなら、これらの候補の中から選んでみてはいかがでしょうか?