気軽さは無くなるけれど、遮音性と固定感は大幅アップ!
COMPLY イヤーチップ
いくらAirPods Proのノイズキャンセリング機能が強いからと言ってもイヤーチップの隙間から外音が入ってきたらノイズキャンセリングも台無しです。
外音を完全に遮断してほとんど無音空間に近づけてくれるのがこのCOMPLYのAirPods Proのイヤーチップ。
何度か発売が延期されていたのですが、2020年冬にようやく発売されました。
ふわふわのウレタン製で耳に挿入する前にイヤーチップを指で圧縮しておくと耳の中でじわじわ広がって耳の形にフィットするという優れもの。
耳に装着する前に指でイヤーチップを圧縮する手間は発生しますが、一度装着してしまえば静寂の世界に近づくことができますよ!
いいところ
- 外音の遮断性が大幅に向上する
- 耳に完璧にフィットする
- AirPods本体が固定されるのでノイズキャンセリング機能が向上する。
わるいところ
- ケースから出してすぐに装着するという気軽さがなくなってしまう。
AirPods Proに装着したら
COMPLYのイヤーチップの装着方法は純正のイヤーチップと同じく力を込めて引き抜くだけです。
サイズ展開はS・M・Lの3種類ですが、純正と同じサイズを購入すれば大丈夫かと思います。
純正との互換性もバッチリで上手くフィットしないとかはありません。
もちろん充電ケースにも収納できます。
安物のイヤーチップでは省かれがちな、汗や耳垢の侵入を防ぐネットフィルムも搭載されているので、スポーツシーンにも使用しても大丈夫です。
実際に装着してみて
前述した通り、耳につける前にイヤーチップを指で圧縮する必要があるのが面倒ですが、一度装着してまうと耳の穴の形に完璧にフィットします。
耳の穴の形に沿うことで外音をほとんどシャットアウトしてくれるので、これにさらにノイズキャンセリングを組み合わせると圧倒的な静寂の世界を手に入れることができます。
感覚としてはカフェのBGMやお客さん同士の会話などは完全に聞こえなくなります。
電車の中では騒音はどうしても耳に入ってきますが、8割減といったところ。
椅子を引く音やアナウンスの声はうっすら聞こえてきます。
わたしはノイズキャンセリング機能が向上したことよりもフィット感がかなり良くなったことが嬉しかったですね。
今までの純正のイヤーチップだと耳にハメているだけという感覚だったのですが、COMPLYのイヤーチップはウレタン製で耳にしっかりとフィットします。
例えば外を歩いているときの振動や揺れによるノイズは完全に消えてくれます。
AirPods ProノイズキャンセリングはAirPods本体が揺れてしまうと性能が大きく損なわれるので、イヤーチップによる固定はノイズキャンセリング機能を強化しますね。
ノイズキャンセリング機能が低下した?と思ったら
わたしは以前、ノイズキャンセリングの故障(?)でAirPods Proを無償交換しました。
でももしかしたら、このイヤーチップを使うとノイズキャンセリング機能が復活したのでは?と思うほどでした。
なお、交換したときの記事はこちら。
イヤーチップにより耳に固定されるので長時間使っていると耳が痛くなるのでは?と思われるかも知れませんが、充電が切れるまで使ってみても耳が痛くなったということはありませんでした。
ノイズキャンセリング機能が低下したかも?と思ったらイヤーチップを見直してのがいいかもしれません。
イヤーチップがフィットしてAirPods本体が揺れなくなればノイズキャンセリング機能はかなり向上しますよ。