サブノートとしては優秀。でもパワー不足は否めない。
Surface Go買ってみて
Surface Goを購入して早くも2週間たちました。2週間の間いろんなことを試しました。外に持ち出してみたり、外部ディスプレイに繋いでデスクトップPCっぽく使ってみたり。ブログを書くのはもちろん、軽いゲームをインストールして遊んだり、タブレットとして使えるかってのも試しました。
Surfaceデバイスでまず便利だったのが顔認証のログイン。これは素晴らしい。顔認証のおかげでほとんどパスワードを入力することなく快適にSurfaceを使えています。
そういうテストの中で良かったことダメダメだったところがいろいろあるんですが、概ね予想通り。今回は2週間Surface Goを使ってみてのレビューをしていきたいと思います!
デスクトップPCっぽく使ってみる
ポプラ先輩おっす!おっす!
まずやってみたかったのがこれ。せっかくUSB-Cポートがついているんだから、給電対応のドックとかあるはず。じゃあ外部ディスプレイなんかの周辺機器をまとめたドックをケーブル一本で繋いでデスクトップPCっぽく使えるんじゃないか?って思ってたんです。
実際に購入したのがこのUSB-CハブとUSB-Cチャージャー。もともとSurface Goの充電アダプタは小型なので、十分パワーはまかなえます。
次に購入したのがこのUSB-Cドック。フルサイズのUSBポートが4つとHDMIポートが付いています。
ちなみに外部ディスプレイは昔から使っていたウルトラワイドモニタを使用します。
一応Surface Goのプロセッサは外部ディスプレイ4kまで対応しているってことなので、グラフィックは大丈夫なはず…とHDMIで接続すると、上の写真のようにキレイにドットバイドットで表示されました。
一方残念だったのが、他のUSB接続。電力をセーブするために勝手に外付けのHDDの接続が切れちゃいます。電源プランを見直そうにも電源オプションがなくて結構悩みました。
外付けHDDには頭を悩まされたものの、それ以外は至って快適です。もちろんゲームなんかをやろうものならカクカクで遊ぶことは不可能ですが、動画を2窓で再生するくらいでは大丈夫でした。
モバイルPCとして使ってみる
こっちが本来の使い方ですよね。Surface Goは小型軽量なので、どこにでも持ち出し安くて気に入っています。カフェはもちろん新幹線の机、パブなんかにも持っていきました。
使う予定がなくても、とりあえずカバンにさっと入れられるのは嬉しいですね。重さも感じないわけではありませんが、全然許容できるレベルの重さです。あまりにもよく持ち出すので保護フィルムを購入しました。
背面のWifiアンテナの部分のフィルムは放熱でやられて剥がれちゃいましたが…
膝の上で使っても意外と安定しています。また、キックスタンドのおかげでSurface本体が発熱しても脚にダイレクトに熱が伝わらないのもいいですね。少々キックスタンドが脚に食い込みますが。
解像度もたっぷりあるので10インチでも狭さを感じさせません。Pixel Senseのディスプレイの発色もとてもきれいです。ドットバイドットの表示にしてしまうと、文字がかなり小さくなるのでおすすめはしません。
思ったより良かったのがキーボード。
フルサイズのキーボードと比べて1キーほど小さくできているのですが、それを感じさせないくらい快適です。ポチポチとしたクリック感と長いキーストロークのおかげで快適にタイピングができます。
ただし音が少々大きいので、静かな図書館なんかでバチバチタイピングをしていたら白い目で見られるかもしれません。すこしでも音を抑えたいのなら、タイプカバーの傾斜をなくしてフラットな状態でタイプしましょう。それでもやっぱり音は大きいですが。
ゲームをしてみる…
本来ならばSurface Goのようなマシンでゲームをすべきではないのですが、やるだけやってみました。私が持っているRocksmith 2014 Remasterを試したんですが、やっぱり駄目でした。
確かにプレイはできるんですけど、ガッタガタですし、オーディオもついてこない。なんとか動くってレベルのゲーム体験なので、ゲームをSurface Goに求めるべきではありません。
ゲームによっては多少動くものもあるみたいですけど、ちょっとでもゲームをしたい!って人はSurface Goは力不足なこと間違いなしです。ちなみにyoutubeではマインクラフトやフォートナイトをプレイしている動画がありますが、もちろんフルグラフィック設定では動かないこと間違いなしなので注意しましょう。
買ってよかった?
部分的に…YES…
私はSurface Goを買うまで2013年発売のMacbook Airのi7モデルをメインマシンとして使っていました。最近はバッテリの持ちも悪くなり、そろそろモバイルでも使えてメインマシンっぽく使えるようなノートPCはないかな…って思ってたんですけど、そこに登場したのがSurface Goだったんです。
Surface Goを買ってみてモバイルデバイスとしては素晴らしく活躍してくれています。大学ノートと同サイズのB5ノートとほぼ同じサイズで重量も700g台と持ち運びは本当に苦になりません。
が、メインマシンとしては残念ながら使えないという判断を下さざるを得ませんでした。外部ディスプレイでブラウザで動画を再生するくらいなら、全く問題ないのですがそれ以外を求めるのは無理な話でした。
画質の高い動画を流してたりすると若干ブラウザの動作はもたつきますし、CDのリッピング(死語)にもヒーヒー言っている感じです。4年も前のCPUのパフォーマンスに最新デバイスが遅れを取るとは正直想定外でした。
Surface Goは生粋のモバイル「サブ」ノートパソコン。家に母艦パソコンがある人、もしくはパソコンに求めるのがネットサーフィン(死語)しかないって人しか買っちゃだめみたいです。
4年もののMacbook Airには隠居してもらおうと思っていたのですけど、Macbook Airのほうが性能がいいのでもう少しだけメインPCとして頑張ってもらわないとね…