言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

わたしがディズニーランドが嫌いな理由を5つを説明します。

この記事をシェアする

f:id:Ziddorie:20171029171902j:plain

酔っ払ってもないのに酔っぱらいのふりをしなければ行けないという苦行。

ディズニーファンはここで回れ右!

この記事はディズニーファン、とくにランドやシーが大好きな人にとっては不愉快な記事になること請け合いでしょう。

でも、ディズニーリゾートが嫌いな人は結構いるようでそういった人達の声の一つとして聞いていただいたらと思います。

 

自分の好きなものをこき下ろされるのって嫌ですよね…わたしだってそうです。

だからここで回れ右したほうがいいと思いますよ。 

1.パチ屋に並ぶ人と同じに見えるのがイヤ

始めてディズニーシーに行った時は、その行列の長さに驚きました。

何を見ても並んでる。

アトラクションはもちろん、売店やトイレにも長蛇の列。

午後のパレードを見るために朝っぱらから広場に座ってスマホをポチポチ。

 

人気アトラクションに至っては平気で100分超えとか行ってくる。

そして、当たり前のようにその行列にみんな並んでいて「えぇ…」と思ったのを覚えています。

 

たかだか10分程度のアトラクションに、一時間以上待とうという判断がどうしても理解できないんです。 

わたしがそれほどディズニーが好きじゃないからって理由もありますが、自分の時間をただ待つという行為に費やすことに嫌悪感を催すんです。

 

正しい例えかわかりませんが、平日の早朝からパチンコ屋に並んでいる人を見るような感じです。

わたしはパチンコをやらないので、その価値観が理解できません。

そういう価値の理解できないものに並んでいるという点ではディズニーのアトラクションや売店に並んでいる人たちがパチンコ屋の開店を行列を作って待つ人たちとかぶるんです。

2.パチンコ行列に否応なく並ばされるのがイヤ

パチンコ中毒者でもラーメンフリークでもなくても、そういう者認定されるのがディズニーリゾートです。

なぜなら息をする以外は行列を作らないといけないから。

 

バカみたいに並んでいるアトラクションを見ると、飲み物とお菓子でも飲み食いしながらゆっくり座っていようと思うじゃないですか。

しかもディズニーシーならビールも飲めると聞きます。これだ!

 

で、待ち受けるのは長蛇の列。

 

普通ビール欲しさに小一時間並べます?無理でしょ?コンビニなら30秒で買えるビールと同じなのに30分以上並ばないと行けないんです。

でもディズニーリゾートなら飲み物が飲みたかった並ばないとだめ。

わたしそんなにアルコールにご執心じゃないよ?アル中じゃないし。 

でもみんな並んでるから並ばないとね。例えアル中めいた振る舞いを強いられても。


アトラクションだったり、買い物行列に並んでいると「お金払って、わたし何やってんだろ…」って思うんです。

やっていることは休日の早朝からパチンコ屋の開店待ちをしている人と同じ。わたしそんなことしないのに。

他にやることないのかよ?って思いませんか。

3.結局やっていることが家と同じなのがイヤ

ディズニーリゾートで心底驚いたのが細部に至るまで徹底的に作り込まれているってことです。

壁画っぽいところや小物においても、全てにおいて徹底しています。

 

神は細部に宿ると言われているように、こういった丁寧さは素直に素晴らしいと感じました。

使い古されたように加工された小物や樽やボートの作り込み。

風景としてしか見られない所でも徹底していました。

でも、だれも見ていないんです。だってスマホをイジってるから。

 

高い入園料払ってディズニーリゾートですること?って思うんです。

このホコリすらかぶっていない小物。きっとスタッフさんが毎日清掃しているからこんな状態を保てているんです。

 

好きで来ているはずなのに、一番見ているのはスマホってなっていませんか?

それならお家で出来ますよね。

せっかく好きで来ているんだったら、もっと真面目に楽しめよ!って思ってしまうのはわたしが生真面目すぎるからでしょうか。 

4.本物が一つもないのがイヤ

ディズニーリゾートの細部に至るまでの丁寧さは他の遊園地の追従を許さないですよね。

それって本領のアトラクションにしても、最新の技術が惜しみなく使われてます。

タワー・オブ・テラーのドクロ人形のあのシーンは何回見ても、いつそうなっているのか見分けることが出来ません。

 

でもディズニーリゾートの街並み(?)を眺めてて思ったのが、本物が何にも無いってことです。

 

この辺は刃牙にある烈海王の気持ちと似ているかもしれないです。

ボクシングの試合のためにラスベガスに降り立ち、豪華絢爛なホテルから不服そうな顔できらびやかな街並みを見下ろす烈海王にプロモーターはこう声をかけます。

プロモーター「気に入らんか?」

烈海王「それを今考えていたところだ…この街にはホンモノがない。何一つ実物というものがないのだ。」

ディズニーリゾートに始めて来た時「あぁ、烈海王はこういった気持ちだったのかな」と思いました。

 

鉱山の採掘を模したゾーンにはホンモノの岩はなく、中南米の遺跡を模したアトラクションの石碑は誰も怪我しないように角が丸められていました。

「ホンモノってだけで三流のものもあり、一流の偽物だってある。」とプロモーターは語ります。

でも僕には偽物の中で楽しむことを強いられている様に感じるのです。 

5.ディズニーランドに関係ない人にも迷惑のがイヤ

特に車でディズニーリゾートに行く人。

土曜や日曜の朝にあのへんの首都高速を走ると大変渋滞しています。

電車で行く人には関係ないかもしれませんが、本当にあれ迷惑なんですよね。

 

用事があって千葉方面に行く人、接待ゴルフに急ぐ人、ただ単に千葉方面に行く人全てに迷惑なんです。

わたしもディズニー渋滞にハマったことがあるので、この渋滞の動かなさと毎週末の発生率は恐ろしく高いのです。

 

渋滞にハマっている時に見えるシンデレラ城は本当に悪魔が住んでいるんじゃないか?ってくらい忌々しく見えます。

そしてわたしがその原因の一因となっているのも、この上なく苦痛なんです。

ディズニーではみな楽しんでいるように振る舞わなければならない

うがった見方もしたかと思いますが。

 例えば仕事と仕事の間に2時間空いたら何します?家に帰れますよね?仮眠とれますよね?

でもディズニーリゾートで並んでいる間は大したこと何も出来ない。

 

待っている時間がもったいないからノートパソコン開いて仕事でもするか…ってのも出来ません。

なぜならディズニーリゾートにいる人はみな楽しんでいる風を装わないといけないからです。夢を買う場所では、決して不服そうな顔をして並んでいてはいけないのです。

 

ディズニーにいる時は楽しく過ごしている風にしていないといけないのです。

酔っ払っていなくても、酔っ払っているふりをしなければいけないのです。

 

会社や友人にディズニー狂信者がいるのなら要注意です。

「わたし、ディズニーきらいだから」と言えればいいのですが、それは「ジブリ嫌いだから」とか言うのと一緒なのです。

ディズニーリゾートに誘われたら鼻を摘んで一気に飲み込むしかありません。

 

ディズニーは決して万人受けするものではなく、毛嫌いする人もいるのだと知っていただけたらこの記事を書いた意味もあるってものです。