言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

まだ◯◯で消耗してるのというタイトルについて

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有名なブロガーさんが始めたと思われる「まだ〇〇で消耗してるの?」ってタイトル、最近よく見る気がします。

試しにgoogleで「消耗してるの」で検索してみると、面白いほど色んなもので消耗している人がいるようです。

このタイトルやブログの名前って非常に良く出来ていると思います。
だからといって真似しようと思わないのですが…

主張と煽り文が一度に伝わる

たとえば「まだiPhoneで消耗しているの?」というタイトルがあれば、「iPhoneに対する批判と、それに対する何らかの良い情報があるよ」ということを何となく読み取ることができますよね。

またiPhone使いにとっては、いい煽りで「なにおう!」といった感じでついクリックしたくなるタイトルですよね。

肯定派にも否定派にもささる

iPhone使ってみたいな〜という肯定派の人にとってみれば、「まだiPhoneで消耗しているの?」というタイトルは「えっ、何かダメなところがあるの?!」と興味をそそられますし、iPhone否定派の人にとって見れば「だよな〜どれどれ?」という風についついクリックしたくなるタイトルです。

先に上げたようにiPhone大好きな人からしたら「なんだと!」といってクリックしてしまいますよね。

こういう肯定派も否定派もクリックしたくなるタイトルをここまで簡潔にまとめることはなかなかできないことでしょう。

「消耗」という言葉の絶妙さ

「疲れてるの?」とか「まだ使ってるの?」と言った言葉も使えそうですが、「消耗」という言葉にしか含まれていないニュアンスがあります。

それが「気づき」です。

「消耗」という言葉には「あなたはまだ気づいていないかもしれないけど」というニュアンスが含まれていて「〇〇で消耗しているの?」というタイトルには、この記事を読めばあなたに気づきを与えることができるよ。という価値の提供も匂わします。

だったら真似すればいいのに

このタイトルを絶賛してきましたが、おそらくこのブログで「〜で消耗しているの?」というタイトルを使うことはありません。

それは少々押し付けがましい感じがするからです。

ランニングでダイエットしてる人がランニングでダイエットについて検索して「まだランニングダイエットで消耗しているの?」というタイトルを見ると「こんないい方法があるのに、それを使わないなんてダメだなぁ!」という主張に取られかねないため、少々気が引けます。

もちろん、こういうタイトルはそういう効果を狙ってタイトルをつけているのでしょうが、トゲが立ちすぎるというか直な言い方な感じがしてどうも気が進まないのです。