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走ってる時って暇なの?何を考えてる?練習ランや本番レースの場合

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ジョギングやマラソンにしろ走ってる時間って結構な長さですよね。フルマラソンのときなんかは4時間以上走るわけですから…
そんな走っている時間、ランナーがどんなことを考えているか、紹介していきます。

1:1kmラップ!

やっぱり一番気にするのがペースです。特に1kmラップが何分かってのをかなり意識して走っています。
練習ランなら目標ペースに遅れていないか。本番レースなら目標ペースより速く走っていないかをチェックしています。

 

ペースを確認するのにはランナーズウォッチが必要なわけですが、私はapple watchを使用しています。
ちょっと距離が短めに出るような気がしますが、そこまでは気になりません。

 

1km毎にapple watachがブルッと震えるので1kmラップの確認し忘れが無くてとても便利ですよ。

www.nenzop.net

 

2:音楽!

練習ランなら音楽を聞きながら走るのもいいですよね!お気に入りの音楽を流しながら走るとストレスも溶けていきます。
本番レースでも音楽を聞きながら走っている人もいますが、応援の声が聞こえにくくなりそうで、私は本番レースのときは音楽を聞きません。

 

でも大音量で音楽を聞きながら走るのは自分も他人も危険なので、耳を完全に塞がないタイプのイヤホンを使うことをおすすめします。 

 

気分が乗っているときはエアシンバルを叩いたり、エアベースを2フィンガーで弾きながら走ったりしています。不審者ですね。

 

3:心拍数!

これもすごく重要だなと感じます。なぜならその日の体調が心拍数に現れるんです。
「いつもと同じペースなのに、なんかキツイ気がする…」とか
「いつもより速く走ってるのに、全然余裕だわw」といった様な感覚が数値として現れます。

 

これって自分の体調を客観的に見るために重要なことで、オーバーワークや追い込み不足を解消できます。

 

Fitbitなどの活動量計でも運動中の心拍数を計測できますので、普段のランの心拍数を知っておくと良いでしょう。 

 

私も初めての本番レースのスタート時は心拍数が毎分180拍近くあり「これはいけない!最初はスロースタートだ!」と意識できましたし、心拍数が落ち着いて来た所で「そろそろ目標ペースにあげるか」と理にかなった判断ができますよ!

 

4:脳内実況

もちろん口には出しませんが…

 

やることは簡単。脳内に実況と解説を用意し、箱根駅伝やマラソン中継のテレビアナウンサーのように実況するんです。

 

ペースを上げるときも
脳内実況「あっと、ここでペースを上げてきましたねぇ。余裕があるんでしょうか?」
脳内解説「そうですね、序盤かなり脚を貯める走りをしていましたからね。」
みたいなことを妄想しながら走ります。

 

前方に他のランナーが見えた時なんかは
脳内実況「ついに、先頭集団をとらえました!距離がグングン詰まっていく!」
脳内解説「さすがの粘りの走りですねぇ~あっという間に抜き去りそうですよ!」
などと自分中心な実況を繰り広げます。

 

バカな遊びみたいですけど、自分の状況を整理できたり、確認できたりするので結構やってみて良かったです。
今置かれている状況を脳内で言葉にしてみるってのはレースプランを考える上でも重要なのでやってみましょう。

脳内実況「今日の勝利を病床の彼女にプレゼントすると語っていました。まさに力走です!」とかドラマを持たせて妄想しながら走るのもおすすめします。

 

5:ゴールポーズ

本番レースのときは必ずこれを考えちゃいます。

定番のグリコ?シンプル両手を広げる?いやー空を指差すのもいいでしょ~wとか考えながら走ります。
結局ゴールするときは余裕なんてないから、どんなポーズでゴールしたかなんて覚えていません。

 

一番多いのが両手を広げてのゴールアピかもしれません。

 

6:無心

レース終盤だと何も考えられなくなります。
私の場合ラスト2kmで走るのを辞めたくなります。「もういいじゃん!実質ゴールだよこれ!」って気持ちが途切れちゃうんですよね…

そんな自分の声に耳を傾けないために「うるせぇ!脚動かせ!」とだけ思い、無心で走ります。

そんな状況だとタイムとか心拍数とかを見ても考慮する余裕が無いので、ただただ無心で脚を動かします。

 

Q:走ってる時って暇なの?

A:はい…

やっぱり走っている時って他のことに集中できないんですよね。外だし。危ないし。

本番レースのときは応援の声が届いて退屈しないんですが、練習ランだとどうしても…
脳内実況も音楽もどうしても飽きが来るんですよね…

 

そんな走ってる時が暇なランナーにオススメなのがラジオ!
ネットラジオでも地上波でもいいのでラジオを聞きながら走ると意外にも退屈しません。

人のトークを聞きながら走るのってちょっと新鮮ですし、トークって基本的に1回きりなので飽きないんですよね。交通情報とか流れちゃうと脳内実況を開始しますが…
ラジオを聞くためにはスマホを持ち歩かないと行けないので、ちょっと不便ですがおすすめです。

 

最後にひとつだけ!無料なんで走る時は脳内実況にも挑戦してみてください。その有用性に気づくはずだから!