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【レビュー】ハンガー掛けでもOK?シャツをピシッとパナソニックのスチームアイロン

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服を選ぶがピシッと仕上がる

Panasonic NI-FS570

  • これなに:ぱぱっとアイロンがけできるデバイス
  • 好きな所:使いたいときにすぐ使える
  • 嫌いな所:シワ伸ばし能力がちょっと弱い
  • おねだん:9,000円台

これが今回購入したPanasonicのスチームアイロン。きっかけは山手線で見かけた広告。しわくちゃのワイシャツをピシッとキレイにアイロンがけできますよっていう商品。

 

しかも面倒なアイロンがけをハンガーに掛けた状態でもできますよっていうのが、スチームアイロンのいい所。さらにスチームアイロンの立ち上がりが約30秒っていう素早さ。このスチームアイロンだと朝の忙しい時でもアイロンの効いたビシッとしたシャツを着こなすできるサラリーマンを演出すことができるのでは…と購入に踏み切りました。

 

アイロン台を使わないスチームアイロンにどれほどの効果があるのか…ってちょっと不安だったんですけど、衣服を選べばソコソコにビシッとした仕上がりになることがわかりました。

 

スチームアイロン本体

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こんなパッケージに収納されていました。結構小さなパッケージです。入っているのは簡単でスチームアイロン本体とアイロン台と計量カップ。説明書を除くと主な内容物はたったこれだけです。

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電源スイッチとスチームオンオフだけの簡単操作でした。サイズ感としては大きめの目覚まし時計くらいの大きさでしょうか。水が入っていない状態だと結構軽いですけど、満タンに水を入れると結構な重さを感じます。

 

ハンガー掛けでシワ伸ばし

では実際にハンガーに掛けた状態でシワ伸ばしができるのか実験してみます。まずは洗濯機から出して乾燥させただけのワイシャツがこちら。

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形状記憶のシャツを使っているとは言え細かい縦シワが目立ちますよね。こういった細かいシワって意外と目立つし、しわくちゃの服を着てるのってカッコよくはないですよね。できるサラリーマンってのは服装にもこだわるべき。

 

そして、ハンガーに掛けたままスチームアイロンした結果がこちら。

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やはりアイロン台を使ったアイロンがけと比べて細かいシワまで伸ばしきれていませんが、シワの伸びは全然違いますよね。アイロン台を出してアイロンがけするよりもよっぽどお手軽にできるのがいいですね。お手軽さの割にピシッと仕上がっています。

 

もうちょっと詳しく見てみましょう。胸ポケットあたりをクローズアップしてみました。こんなに至近距離で見られることはないでしょうけど、洗濯機から出して乾燥させただけのシャツのクローズアップはこんな感じです。

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ボタン周りや胸ポケットとかがくちゃっとなってしまってますね。これをスチームアイロンしたらこうなります。

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いかがでしょう?かなりピシッとした仕上がりになってるんじゃないでしょうか?ボタン周りやポケット周りがキレイになっていて近くから見てもかなりキレイな仕上がりになっています。

 

スチームアイロンのメリット!

このスチームアイロンのいい所としてはスタートアップの時間がすごく短いってことです。普通アイロンって立ち上がりに結構な時間がかかりますよね。でもこのスチームアイロンは30秒位で準備OKになるんです!最初準備したときに「えっ!?もう?!」って感じで驚くくらいにはすぐに準備できます。これなら寝起きでも十分アイロンがけの時間が取れますよ。

 

次に普通のアイロンとしても使えるってこと。もちろんアイロン台は必要ですし、純正のアイロンと比べて稼働時間は短いですけど、普通のアイロンとしても使えるようにデザインされています。一人暮らしでアイロンがけする衣類が少ない人には必要十分なのではないでしょうか。

 

スチームアイロンのコツ!

スチームアイロンのシワ伸ばしを最大限に利用するためにはちょっとしたコツが必要だと思いました。というのが服をちょっと引き伸ばしながらアイロンがけするってことです。ハンガーがけでアイロンがけするとどうしても引き伸ばし力が小さくなります。

 

だからシャツの裾をつまみながらアイロンがけすると引き伸ばし力が大きくなってより良くシワが伸ばせます。でもシャツの裾をつまむとハンガーから服が落っこちちゃうのでシャツの第一ボタンを止めてスチームアイロンがけするのがよいでしょう。

 

スチームアイロンのデメリット…

それは衣類を選ぶってこと。ワイシャツのような薄手で軽い素材の衣類はかなりピシッとキレイに仕上がるんですけど、ちょっと厚めの生地のTシャツなんかだと全然シワが取れません。やっぱり重量だけでシワを伸ばそうとしているから、シワ伸ばし能力は純正のアイロンにはかないません。アイロンがけする衣類を選んでしまうあたり、どうしても帯に短したすきに長し感が出てしまいます。

 

他にも駆動時間の短さもあります。水をフルに入れても4分程度しかスチームは持ちません。1シャツあたり3分くらい使いたいので2枚シャツをアイロンがけしようとすると水の足しつぎが必要になってしまいます。

 

最後に結構スチームアイロン本体が結構重たいってこと。3分間フルにアイロンを振り回すのは結構疲れるかもしれません。

 

ピシッとして出かけましょう。

スチームアイロンのいい所はその日着る服をぱぱっとアイロンがけできるってこと。ピシッとした服を着るのって気持ちがいいものです。副次的な効果なのですが、高温のスチームを浴びせることで悪臭を抑制して、いい匂いのするアイロンがけしたあとの香りをまとって外出できるのって、いい男のワンポイントだと思います。

 

くちゃっとしたシャツを着た人とピシッとしたシャツを着た人、どちらが印象がいいでしょうか?どちらがカッコよく見えるでしょうか?答えは言わずもがなですよね。

 

このスチームアイロンはその日着る服をその朝にピシッと仕上げる目的でデザインされているようです。だからスタートアップの時間がわずか30秒という朝の忙しい時間でも使えるようになっているのでしょう。

 

男磨きにも一役買うこのスチームアイロン、普通のアイロンを持っていても、わざわざ朝掛けたりしませんよね。でもこのスチームアイロンだと朝、出勤前でもアイロンがけできるんです。ピシッとしたシャツで出勤するのは気持ちのいい体験です。

 

できるサラリーマンはキレイな服装から。そういう信条を持っていなくても、このピシッとしたシャツを着て出社するのはモチベーションがあがるものです。据え置きのアイロンを買おうか悩んでいる人はこのスチームアイロンでも十分カバーできるかもしれませんね。