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【音楽レビュー】Andrew W.K.:Party Hard

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吐くまでパーティ

I Get Wet(2001)

パーティロックという新しいジャンルを切り開いた感のある、このアルバム。ハードロック?ヘヴィメタル?いやいやパンクロック?そんなこまけぇこたぁほっといてとにかく騒ごうぜ!ってコンセプトがビシビシ伝わる作品。

 

ボーカルのダミっぽいボイスと底抜けに明るいメロディでいいカクテルが出来上がっています。初めてParty Hardを聞いた時の衝撃を今も覚えています。キャッチーなメロディが一度聞いたら、いつまでも耳の中に残ってしまいます。

 

そのキャッチーさは10年以上経った後でも色褪せず、TV番組のジングルや効果音なんかで結構耳にします。そのジングルはわずか3秒以下。それなのに「あっ!これAndrew W.Kだ」って気づける味付けの濃さ。Barbecue Pit Boys*1も真っ青のカロリー。

 

ただ単にうるせーロックかと思いきや、クレバーなコードワーク、泣きっぽいピアノサウンドがこのバンドの知能犯っぷりにギターを始めてみて気づきました。

 

収録曲とおすすめ曲

www.youtube.com

収録曲は全部ステーキみたいな味の濃さを誇るパーティー・ロックチューンが並んでいます。全員4番打者なみの長距離砲だけど、守備や走力皆無みたいな。中でもおすすめなのがParty Hard。寝起きに聞くと心拍数がヤバイことに。

 

Girls Own Loveもイントロから始まる特徴的なリズムが気持ちいいナンバーになっています。歌詞はちょっと不穏ですが…

  1. It's Time to Party!
  2. Party Hard
  3. Girls Own Love
  4. Ready to Die
  5. Takek It Off
  6. I Love NYC
  7. She is Beautiful
  8. Party til You Puke
  9. Fun Night
  10. Got to Do It
  11. I Get Wet
  12. Don't Stop Livining in the Red

 

イントロのギターソロが超かっこいいShe is Beautiful。音は多めですが運指はそこまで難しくないのでカバーもしやすいかも。Got to Do Itは修造スタイルの応援ソング。やるしかねぇんだ!って優しく応援してくれます。

 

21世紀のアルバムにしては珍しく全ての楽曲に邦題が付けられているってのが珍しいところ。原題でしか覚えていない人からしたらちょっと混乱するかも!

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洋楽のラインナップが超豊富なAmazon Music UnlimitedではもちろんParty Hardの全曲を視聴することが出来ます。

底抜けに明るいハッピーな音楽と、その裏に感じさせるクレバーさ。最初聞いた時は底抜けハッピーさが全面に出てきがちですが、懐の深さを感じることができるAndrew W.K おすすめできる名盤です。

 

なお、この記事を書いている間に新しいアルバム「You're not alone」がリリースされていました。こちらも是非どうぞ!

*1 Barbeque Pit Boys 肉を買ってSPGをぶっかけて焼いて食べるアメリカ人のYoutubeチャンネル