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言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

大人になって知った、トムとジェリーが生まれた時代

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先日紹介したトムとジェリーの大好きなエピソードたち。子供の頃はただただトムとジェリーのドタバタ劇にゲラゲラ笑っていただけだったのですが、ちょっと世界が広がったおとなになって見返すと新しい発見があります。

1941年制作という事実

私が大好きだったエピソードの一つであるクリスマスのお話。暖かな雰囲気の中進んでいくトムとジェリーのドタバタ劇。そして最後の最後に持ってきた素晴らしい幕引き…今見ても名作だなぁって思います。
そしてこのエピソードが作成されたのが1941年という事実を最近知って心底驚きました。一般庶民が楽しめる娯楽が当時このレベルだったのかと。日本でいったらまだ動画はおろか紙芝居が一般的だった時代だった、のにです。
 

2日後に開戦だったという事実

そしてもっと衝撃的だったのがこのクリスマスのお話が封切りになった2日後に真珠湾攻撃があったとうこと。それからの戦局はすでによく知られているとおりですが…
 
日本とアメリカが戦争をしている間にもトムとジェリーの新作はどんどん作られていました。時折日米戦争のプロパガンダ的な扱いをされていたようですが、基本的にはドタバタ劇に終止しています。日本が戦争に疲弊していって食うものも食えない状態でアメリカにはこんな現代でも通用する娯楽を提供・楽しめる余裕があったのかと。
 
私は当時を生きていたわけではないのでわからないのですが、当時の民家にガラスの障子戸があるだけでちょっと裕福ってレベルの日本と比べて一体何なんだこの差はって遠い目をしてしまいます。
 

トムとジェリーの普遍性

こういった事実を知ってしまうと本当にトムとジェリーが複雑なアニメに見えてきますよね。鉄腕アトムが放送される前から、こんなフルカラーのアニメが存在していたってことですからね。
 
もちろんテレビ放送と映画で放映されていたアニメを同列に扱うのはアンフェアですが…
 
それでも、そういった歴史背景を汲んだとしてもトムとジェリーってやっぱり面白いなぁ…って思います。それってやっぱり制作側が本当に見る側を楽しませようと汗かいて作った努力の後が随所ににじみ出ているからじゃないかって思うんです。
 
終戦の日に見るトムとジェリーのクリスマスのお話は色々と複雑だけど、子供の頃に見たトムとジェリーのエピソードを思い出してみても、やっぱり面白かったなぁって記憶しかないんですよね。