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言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

現金なんて化石使う人ってまだいるの?現金は私達の代で絶滅すべき。

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現金は百害あって1利あるかどうか。

現金大好き日本人

日本人はなぜか現金が大好きです。2016年の内閣府の調査ではクレジットカードを積極的に使いたいと思わないという人達が57.9%にも登るという結果が出ています。*1

 

他にも現金払いをやめられないっていう理由が「日々の生活での現金払いに不便を感じていないから」とか「クレジットカードの紛失によって誰かに使われるのが怖い」とか「カード会社からの漏洩が心配」という理由が筆頭に上げられています。

 

私から言わせてもらうと「こんなナンセンスな考え方ができる人達が6割もいるのかよ…」って呆れてしまうんですけど、こういった人達がキャッシュレスへの移行を阻んでいると思うと怒りすら覚えてきます。

 

そういった人達に現金がどれだけ不都合で、不潔で、危険で、管理しにくく、迷惑かということを教えてあげたいと思います。こういう見方をできるようになれば現金は私達の代で消滅すべきって事がわかるかもしれませんよ。

 

現金は不都合だ

現金って価値という形のないものを紙や金属に置き換えて物質化したものって考えられますよね。だからお財布ってものに入れて持ち運ばないといけない。

 

その価値を物質化するためにも多額のお金と人手が投資されていますよね。価値を印刷して流通させるだけのために。そういった過程を経て私達のお財布の中にお札や小銭が入ってくるわけです。

 

財布といえば、ときどき「財布はお金のお家だから良いものを買わないとダメだ」みたいなカルトに取り憑かれた哀れな人もいますよね。現金なんて価値がなければタダの紙切れと金属片ですよ?価値があるにせよ、どうせ使うものを一時的に保管しておくものに大枚はたく心理が私には理解できません。

 

ちょっと脱線しましたけど、現金ってのは本来形のない価値をわざわざ物質化して持ち運びしないと行けないっていう不都合さをそもそも抱えているんです。

 

昔は物質化しか手段がなかったから納得できますけど、21世紀ですよ。今。インフラも整っているんだから、いい加減物質的なしがらみから解き放たれても良いんじゃないですか?

 

現金は不潔だ

価値を物質化した弊害ですよね。汚くないですか?現金。硬貨なんて自分が生まれる何年も前から使われているものだってありますよね。

 

じゃぁ現金は定期的に洗浄しているのか?っていったらそんなこと無いですよね。誰がどこで触ったかわからないようなそんな不潔なもの、よくありがたく扱えるなって感じですよ。

 

紙幣の中にはボロボロになってしまってるものもありますよね。そんな状態になっても人の手から手へ渡っていくんですよね。汚れながら。

 

ボロボロになりすぎた紙幣は回収・裁断されますが、裏を返せば、そうなるまで一度もきれいになることすら無いんですよ。何十年も汚れっぱなしの硬貨や紙幣を積極的に触りたいですか?

 

現金は危険だ

現金って誰がいつ使おうと記録って残らないですよね。だから犯罪の標的になっちゃうんですよね。銀行強盗が起こるものこのせい。お金を奪えば自分で好きなように使えるから。

 

例えば道端に10万円が入った財布と試用枠無制限のブラックカードが入っているけど1万円しか入ってない財布があったら、泥棒はどう考えても10万円の財布を選びますよね。

 

ブラックカードの方が遥かに価値があるけど、カードを使うと足がつくからどうしても手が出ない。持ち主だって落とした時点でカードを止めることが出来ますものね。だから最初の調査で「クレジットカードの紛失によって誰かに使われるのが怖い」って言う理由が如何に的はずれな意見かわかりますよね。

 

もし私が海外の治安の悪い所に旅行しに行くんだったら絶対にカードは持ち歩いてもお金は100ドル以上持ち歩かないでしょう。だって現金って危ないんだもん。

 

現金は管理できない

クレジットカードを使わない理由に「現金が減らないから、ついつい使いすぎてしまう」みたいなのがよく上がりますよね。自分の意思の弱さをカードに押し付けてるだけの甘えですね。

 

先に書いたみたいに現金は誰が、いつ、どこで使ったかの記録は残りません。でもカードはちゃんと残ります。レシート並みの情報までは望めませんが、それでも使ったお店くらいはちゃんとわかります。

 

私自身カード払いしかしなくなってから家計簿がすごく楽になりました。レシートをなくしてしまってもカードの記録が残るからです。

 

カードを持っちゃうとついつい使いすぎてしまうって人は財布に何万円も入ってたら、必要のないものまで買っちゃうクセを治すことから始めてみては?

 

現金は迷惑だ

スーパーのレジ締めとか銀行の業務とかで出納事故ってありますよね。お金ってすごく重要な価値だから1円の差もあっちゃダメなのに、何故か数値が合わない…っていうトラブル。

 

これって最初の価値を物質化しているから起こり得る話ですよね。だって1円硬貨とかポロって落ちて何処かに行っても、なかなか気づかないじゃないですか。そういうリスクを店員さんや行員さんに強いるのって迷惑じゃないですか?

 

あとスーパーの支払いをイメージしてもらいたいんですけど、あの長蛇の列って現金で支払っている人達のせいですからね。ただでさえバーコード読み取りで時間がかかっているのに財布を取り出し、現金を数え、店員に渡し、店員はレジにしまい、お釣りを渡して、現金を財布に戻すっていう馬鹿馬鹿しいプロセスを踏んでるんです。

 

カードなら一瞬ですよね。カード渡す、レジに通す、カードを受け取る。現金の授受がないだけでこれだけ早くなるんです。現金払いをしている人は他人の迷惑になっているかもって想像すらしないでしょうけど。

 

謎の論者たち

こういう現金廃止論を唱えると必ず現れる人達がいます。それが「現金の流れを完全に把握されて税金をむしり取られるぞ!」って人達。

 

確かに自分のお金の流れを把握されるのは気持ちのいいことではないですけど、お金を使うのは別にやましいことではないですよね。むしろマネロンとかできなくなってメリットのほうが大きいのでは?

 

論者の中には「政府は現金を廃止して金の流れを詳らかにして脱税を取り締まる気だ」みたいなことを言う人もいますけど、払わなきゃいけないものを払わないのってそっちのほうがまずくないですか?

 

現金は私達の代で消滅すべき。

現金は即座に廃止されるべきです。理想は即座なのですが、まだまだインフラが追いついていないので10年後20年後とかの視野で考えないとダメでしょう。だからこその「私達の代」なんです。現金なんて化石を未来に持ち越すことなんてあってはならないんです。

 

現金なんて不便なしくみを未来の人間に強いることなんで出来ないですよね。もちろん経済の根幹にはお金っていう価値・概念はあるべきですけど、現金は無くていい。あってはいけない。

 

時と場合によっては現金払いでもいいじゃないか!って思う人もいるでしょう。確かに一理あります。奇しくもこの記事を書いているのは3月11日。大災害が起きた時、インフラが破壊されつくされた時、物を言うのは現金かもしれません。それ以上に水や食料かもしれませんが。

 

他にも高齢者や生活保護を受けている人、現金しか持てない低所得者には配慮が必要でしょう。「現金払いしか出来ない奴」みたいなレッテルを貼るのも貼られるのも嫌ですよね。

 

最後に現金もちょっとだけは残っててもいいかもな…って思ったのが「ご祝儀・お賽銭」。私としては全然いいんですけど、ご祝儀はこちらのQRコードからどうぞ…とかお賽銭はSuicaで…ってのは結構に味気ない…かも…?

 

こういったところには現金は残っててもいいかもしれませんが、それ以外は廃止してもいいのでは?セレモニアルなイベントのときだけの現金が使われる世界…早くこないかなぁ…