言葉にしないと伝わらない。文字にしないと残らない。

沼注意…私が使ってきたキーボード遍歴を紹介して沼に近づく人を遠ざけたい。

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沼にハマるという比喩がピタリなディープな世界…それがキーボードの世界。私はくるぶしくらいしか浸かっていないのですが、これまでのキーボード遍歴をちょっと自戒を込めて振り返ります。

1代目:秋葉原のワゴンキーボード

サンワサプライ USBキーボード(ブラック) SKB-L1UBK

サンワサプライ USBキーボード(ブラック) SKB-L1UBK

 

 確か1000円くらいのメンブレンキーボード( 当時はメンブレンという構造すら知らない)でした。しかもテンキー付きで1000円。ワゴンに突き刺さっていたのを適当に購入しました。このキーボードを数年使ったのですが、この時は「キーボードに1万も投資するなんて馬鹿じゃないのか」と思っていました。

 

2代目:hpのノートPC

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Image:日本HP Pavilion Notebook PC dv3500−フォトギャラリー

次に買ったのがキーボードではなく、ノートPCだったのですが、ノートPCに使われているキーボードの構造がパンタグラフ式と呼ばれる今まで使っていたキーボードとは異なるタイプでした。「おっ、なんかこのキーボードいいじゃん?」と思ってしまったのがキーボード沼にハマるきっかけだったのかもしれません…
 

3代目:apple keyboard (有線)

Apple Keyboard (US) MB869LL/A

Apple Keyboard (US) MB869LL/A

 

沼に完全にハマったのはコイツのせい。このキーボードは大学のiMacのものだったのですが、パンタグラフで当時は珍しかったアイソレーションタイプのキーボードで浅めのストロークでぱちぱち入力できる感覚はこれまでにない入力体験で一気に引き込まれました。「何だこのキーボード!?入力がすごく楽しいぞ!?」と思ったのを今でも強烈に覚えています。

 
また悪かったのが、英語配列キーボードだったということ。ここから私は英語配列信奉者としての一歩を踏み出すことにもなりました。いまは薄くて無線なキーボードが販売されていますよ。
Apple Magic Keyboard - US MLA22LL/A

Apple Magic Keyboard - US MLA22LL/A

 
 

4代目:microsoft arc keyboard

マイクロソフト ワイヤレス キーボード Arc Keyboard ブラック J5D-00032

マイクロソフト ワイヤレス キーボード Arc Keyboard ブラック J5D-00032

 
大学のPCはmacだったのですが、私物のPCはwindowsでした。それでもあの感覚の入力をしたい!ということで買ったのが似たタイプのこのキーボード。ただ、このときはイマイチ日本語配列と英語配列の区別が付いていなかったので日本語配列のものを買ってしまいました。痛恨のミス…
 

5代目:Majestouch ninja

もう止まりません。大学に自分好みのキーボードを自作するというキーボードマニアがいたことも手伝ってかキーボードに関する知識がどんどん増えていって使ってみたい欲望が押さえられなくなってきました。そこで買ったのがこのメカニカルキーボード。私が最も長い期間使ったキーボードです。
 
ですが先日コーラをこぼしてしまいスペースキーの入力が怪しくなってしまったので、お亡くなりになりました。安らかに眠れ…
 

6代目:リベロタッチ

富士通コンポーネント Libertouch White USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ホワイト FKB8540-051/W

富士通コンポーネント Libertouch White USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ホワイト FKB8540-051/W

 

高級メンブレンキーボードと言えばこれでしょ。というわけで破格で購入。静電容量式かと思うくらいのタッチの軽さが癖になりました。このキーボードは先のキーボードマニアがタダ同然で譲ってくれました。ただ、悲しいかな108キーのフルキーボードで日本語配列…英語配列かつテンキーレスが好きだった私にとっては大きすぎでした。

 
それでも高級なのは変わらないので、そのままの状態で押入れの肥やしになっています。
 

7代目:HHKB lite

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U

 
メカニカルキーボード買ったから次は静電容量式だぜ!とはならず、またもメンブレンキーボードに後戻りです。というのもこのHHKB liteは会社で使おうとしていました。会社ではメカニカルキーボードのカチャカチャ音がうるさいのでは?ということでHHKB liteを買いました。
 
結構重めのキータッチで結局カチャカチャうるさかったのは想定外…
 

8代目:Thinkpad keyboard

レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード - 英語 0B47190

レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード - 英語 0B47190

 
赤いポッチのアイツ。キーボードから手を離さずにマウスも操作できたら…と思って買ったのがこれ。確かにマウスはいらなくなりましたが、パワポで資料を作ったり、エクセルでスクロールする時に若干使いにくい感じがしてお蔵に。それでも数年は使っていました。
 
マウスのスペースがいらないので省スペースなのがいいですね。今でもサブ機に使っています。
 

9代目:HHKB

ついに買ったぞHappy Hacking Keyboard!通称HHKB!!沼にハマって7年目でついに清水の舞台から飛び降りました。嬉しくて記事にするくらいには興奮したよね。

www.nenzop.net

柔らかなタッチは入力する楽しさを思い出させてくれます。さすがキーボードの最高峰!このコンパクトさがたまらねぇぜ!テンキーやファンクションキーはおろか、カーソルキーすら無いという潔さ。そしてこの小ささ。なるほど、キーボードマニアを唸らせるに十分すぎる魅力を持ったこれ以上無い!ってくらいのキーボードですね。
 
これで私の理想のキーボード探しの旅は幕を閉じたのでありました。
 

10代目:anne pro(仮)

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Image:[APP Control] Anne PRO Blue/Red/Brown Switch RGB Wireless Bluetooth Mechanical Gaming Keyboard Sale - Banggood.com

あれ?!何また買うの?HHKB買ったのに?と自分の中の常識人が激しく問いかけます。でもこのanne proはメカニカルキーボードなのにbluetoothだし、バッテリー食うはずなのにライトが光ったりと色々尖りすぎています。それだに魅力的。難点が日本国内で販売されいないので、個人輸入が必須ってところですね。もしそうじゃなかったら、もう買っていたでしょう…
 

俺のようになるな…

もしキーボードに凝ってみたいなぁと思うのでしたら、最初からHHKBかRealforceを買いましょう。私のようにいろんなキーボードに手を出して結果キーボードに何万円も投資するのは間違っています。後悔はしていませんが。
 
良いキーボードを使えば長期間使えるから…って数万のキーボードをいくつも買っていたら、キーボードの方が自分より長生きしちゃいそうですよね…もしそれでも、どうしてもというのなら…
 
沼にハマっちゃえばいいさ!